あの愛らしいプーさんが主人公のホラー映画『プー あくまのくまさん』が、2023年6月23日に日本で公開されました。この驚きの展開にSNSでは「プーさんはどこに行ったの？」「意味がわからない」と話題沸騰中です。この記事では、プーさんのホラー版の評価についてまとめました。内容も少し紹介するので、ネタバレ注意です。
『プー あくまのくまさん』作品概要
- タイトル：プー あくまのくまさん (原題: Winnie the Pooh: Blood and Honey)
- 日本公開日：2023年6月23日
- 監督・脚本：リース・フレイク＝ウォーターフィールド
- キャスト：
クレイグ・デヴィッド＝ドーセット (プーさん役)
クリストファー・コーデル (ピグレット役)
ニコライ・レオン (クリストファー・ロビン役)
ナターシャ・トシーニ (メアリー役)
『プー あくまのくまさん』あらすじ
クリストファー・ロビンが大学進学のために100エーカーの森を離れた後、プーさんとピグレットは食料を求めて野生化し、血に飢えた姿に変貌してしまいます。時が経ち、クリストファーが婚約者のメアリーと共に森に戻ってきた時、彼らは恐ろしい姿のプーさんとピグレットに遭遇してしまい…。
『プー あくまのくまさん』驚異的な成績とその後の評価
ホラー映画『プー あくまのくまさん』は、アメリカで2023年2月15日に公開されました。初日には『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』を抑えて全米興行収入ランキングで3位にランクインするという驚異的な成果を上げました。しかし、期間限定公開だったため、翌日以降は上映館数が減少し、9日間で公開が終了。その後、映画評論サイトでは、2023年4月25日時点で批評家スコアがわずか3%という低評価を受け、「史上最低映画100」にランクインしました。しかし、一部の観客からは熱烈な支持を受けており、すでに続編の製作が決定している模様。
プーさんのホラーがひどい理由は
『プー あくまのくまさん』は、イギリスのインディーズ映画スタジオ「ジャギド・エッジ・プロダクション」が制作しています。このスタジオはホラー映画専門で、ディズニーとは一切関係ありません。キャストには無名の俳優が多く起用されており、低予算で制作されたことがうかがえます。撮影期間はわずか10日間で、一体どのような作品に仕上がっているのか期待と不安が入り乱れたことでしょう。なお、「くまのプーさん」の人気キャラクターであるティガーは、著作権がまだ切れていないため、本作には登場しません。
衝撃のホラー映画『プー あくまのくまさん』の評価は？
この映画を制作したプロダクションの公式Instagramでは、プーさんが生首を掲げて笑ったり、血まみれのハンマーを持ったりしている姿が公開されました。SNSでも「怖すぎ！」「プーさんじゃない！」という声が上がっており、あの愛らしいプーさんの面影は全くありません。この映画の企画が始まったのは、A・A・ミルンの原作『クマのプーさん』が2022年にパブリックドメインとなったことがきっかけといわれています。しかし、著作権が切れた途端に、ホラー版プーさんとは驚きです。幼い頃から親しんできたプーさんが、こんなにも変わり果てた姿になるなんて。はちみつではなく人の血を求めるプーさんとは、逆に興味津々なのは私だけでしょうか。
日本国内の興行収入が軽々と1億円を超え業界が騒然とした『プー あくまのくまさん』が早くもAmazonでプレミアム配信開始。
ちなみに続編の撮影は今月末に始まる予定で、ホラー版『バンビ』『ピーターパン』も順次制作に取り掛かるとか。サメ映画並みの機動力の高さですね……https://t.co/G3tYWUW3NP pic.twitter.com/luPlELeQU1— サメ映画ルーキー (@Munenori20) August 3, 2023
最後に
この映画は、ディズニーの可愛らしいプーさんとは全く異なる、ホラー要素満載の作品です。興味があれば、ぜひご覧ください！
