【衝撃】崖の上のポニョの都市伝説が閲覧注意レベルだった

【衝撃】崖の上のポニョの都市伝説が閲覧注意レベルだった ジブリ作品

私たちが幼少期から身近にある、ジブリ作品。私たちの心に残る数々の名作が世に出されてきました。人を思いやる心や家族愛、友情、生きていく上で大切な教訓が詰まった、まさに代々子どもたちにも見せてあげたい作品ばかりですよね。でも、時々耳にするのがジブリ 都市伝説。『となりのトトロ』に出てくる可愛い生き物・トトロが実は死神で、トトロに出会ってしまったサツキとメイは既に亡くなっている…という噂は有名です。また、『千と千尋の神隠し』は遊郭の世界が描かれているとも言われていますよね。今日ご紹介するのは、子ども向けの作品として知られている『崖の上のポニョ』。実は、閲覧注意レベルのジブリ 都市伝説が隠されていたのです!

まずはおさらい!『崖の上のポニョ』ってどんなお話?

「生まれてきて良かった」というキャッチコピーで、子どもから大人まで幅広く楽しめる作品・ポニョ。アンデルセン童話『人魚姫』をモデルに描かれた、5歳の男の子・宗介と、不思議な魚の子・ポニョが繰り広げる、淡い恋物語です。魔法使いと海の女神を両親に持つポニョは、魔力で人間界に巨大な津波を巻き起こしてしまいます。宗介たちの町はどうなってしまうのか、そして宗介とポニョは再び会って、愛を誓うことができるのか。

2008年に公開された本作では、今となってはタブーな描写となった津波が大々的に描かれています。2011年の東日本大震災以降、地上波放送の回数を減らすこととなった作品ということで、視聴する際には十分ご注意くださいね。

ジブリ 都市伝説!ポニョの都市伝説:実は死後の世界が描かれていた!?

『崖の上のポニョ』で最も有名な都市伝説は、劇中の描写がすべて”死後の世界”であること。そう囁かれるのには、根拠となるシーンや考察もありました。1つ1つ見ていきましょう。

津波が起きたにもかかわらず、全員が無事

人間の男の子・宗介に拾ってもらったポニョは、宗介のことを好きになります。その思いゆえ、人間になろうと努力するポニョですが、それを知った魔法使いの父親が激怒。結果、宗介たちの町に大きな津波を引き起こす原因となってしまうのです。懸命に津波から逃げるシーンがありながらも、津波が去ったあとは宗介も、宗介の母親もケガ1つしていないのです。さらに、宗介の母親が働いていた老人ホームで暮らしていた、身体の不自由なおばあさん達が元気に走り回れるようになっているなど、明らかに不自然な展開を迎えます。おばあさん達が「あの世もいいわね」と口にしていることから、津波が去ったあとの描写は死後の世界なのではないか?といわれているのです。

ジブリ定番の「トンネル」が何らかの境界線に

ジブリ作品では、よく異世界とつながるトンネルが登場します。『千と千尋の神隠し』でも、トンネルを抜けた先は全く違う世界でしたよね。『崖の上のポニョ』にもトンネルが登場し、宗介とポニョが手を繋いで抜けていくシーンがあるのですが、このトンネルこそが、本作での”生死の境界線”になっているのではないかと考えられているのです。津波の被害に遭った宗介が生死をさまよっており、そのトンネルをくぐり抜け、あの世へ行ってしまった…という考察ですね。

途中で出会う「大正時代」の人々

宗介とポニョが歩いている途中、川でボートに乗った家族と出会います。この家族は、公式パンフレットで「大正時代の人」だと明らかになっているのです。宗介たちが生きる現代の人たちではないというところがまた、メルヘンな世界観を作り出していたわけですが、この人たちは当時何らかの原因で亡くなっており、成仏できないまま三途の川を彷徨っているのではないか、といわれているのです。そして、その家族が連れていた赤ちゃんにポニョがキスをすると泣き止むというシーンがあります。それには、ポニョの本名「ブリュンヒルデ」が関係しているとも。ブリュンヒルデは北欧神話の登場人物で、「死者を黄泉に導く」という役割があることでも知られています。ポニョは赤ちゃんにキスをすることで、家族全員を黄泉の国に送り届けてあげたのではないか、という説もあるのです。

音楽を手がけた久石譲さんの言葉

ジブリの音楽を担当した久石譲さんは、

死後の世界や輪廻転生などの難しいテーマを投げかけながらも、子供からは”少年の冒険の物語”に見える…という、二重の構造を表現するのが難しかった。

と、インタビューで語っています。少年の冒険というテーマで、子どもをターゲットに公開された作品なのだとしたら、”死後の世界や輪廻転生”を音楽で表現する必要はないはず。それをテーマとして組み込んだということは、やはり作品自体がそういった世界観なのだろうと推測できるのです。

まとめ

閲覧注意レベルの『崖の上のポニョ』都市伝説をお伝えしてきました。ポニョは、老若男女問わず家族で見られる素敵な愛の物語。勇気ある宗介の冒険は、人を信じる気持ちや、愛する人を守り抜く覚悟といった、生きていく上で大切な教訓を得ることができますよね。しかし、大人が見る場合には視点を変えて、死後の世界という観点から見てみるのもまた、違う作品としての楽しみ方ができるのではないでしょうか。見れば見るほど意味が分かっていくだろう、崖の上のポニョ 都市伝説。あなたはどこまで信じますか?

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