週刊少年ジャンプにて連載中の漫画『僕とロボコ』が、2022年12月4日よりテレビ東京系にて5分間のショートアニメ枠で放送されます。『僕とロボコ』とは宮崎周平によるギャグ漫画で、現代的なギャグやパロディネタで人気の作品です。
本記事では、そんな『僕とロボコ』の魅力を紹介します!
『僕とロボコ』ってどんなストーリー?
本作の舞台は、西暦20XX年。美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代です。平凡すぎる小学生・平凡人(たいらぼんど)は、念願の美少女オーダーメイドに心躍らせていました。しかし、家にきたのは容姿が可愛いとは言い難いドジっ娘メイドロボのロボコでした。少年ボンドとロボコの奇妙な日常が始まります!
『僕とロボコ』の3つの魅力
『僕とロボコ』は、「次にくる漫画大賞 2021」でも13位にランクインしており、2022年10月時点の累計発行部数は100万部を目前としています。アニメ化も控え、徐々に注目を集めている本作。人気の秘密は何なのか?見ていきましょう。
①豊富なパロディ
『僕とロボコ』には、パロディギャグがかなり出てきます。中でもジャンプ系のパロディが多く、「ワンピース」「ドラゴンボール」「鬼滅の刃」「チェンソーマン」「約束のネバーランド」などパロディ元を挙げるとキリがありません。更に公式Youtubeでは、呪術回戦のエンディングのパロディ動画も上げられています。
元ネタが分からなくても十分に面白い作品ですが、ジャンプネタが分かる人はニヤニヤしてしまうでしょう。
②現代的な笑い
『僕とロボコ』はギャグ漫画ですが、その中でも新しいことをやっていると評価されています。それは“人を傷つけない笑い”です。ギャグ漫画でよくある登場人物が酷い目に遭って笑いを取るといったシーンはあまりありません。
実際には、ドラえもんのジャイアン的なキャラが登場するのですが、そいつが実はいい奴なんです。そこで主人公が「なんで微妙に優しいんだよ!!」「悪童であれ!!」とツッコんでしっかりギャグシーンになっています。人を傷つけず、でもしっかり笑わせてくれるというのは本作のスゴイ所です。
③ロボコ
3つ目の魅力は、何と言ってもロボコというキャラクターです。膝の筋肉が凄まじく、作中ではナッパ(ドラゴンボール)みたいな膝だと例えられたりします。ロボコの得意料理である「押忍!!クソ男飯!!」は必見です。ロボコの活躍は、ぜひ本編をご覧ください!
『僕とロボコ』のキャラクター
平 凡人(たいら ぼんど)
本作の主人公で、通称「ボンド」。丸メガネとワークキャップが特徴の10歳の少年です。基本的には穏やかな性格ですが、ロボコを筆頭に周囲に振り回されるため、作中ではツッコミ役を担っています。
ロボコ
長身で筋肉質な容姿が特徴のメイド型ロボットです。料理や家事は苦手で、メイドとしての機能は壊滅的です。しかし、ぶつかってきたトラックを無傷で逆に破壊してしまうほどの頑強なボディや桁外れの怪力と運動性能、レーザー光線や謎のエネルギー波「ロボコ砲」といったとんでもない機能を持っています。
我知 ゴリラ(がち ゴリラ)
主人公・ボンドの友達で、通称「ガチゴリラ」。いわゆるジャイアン的なキャラで乱暴そうな見た目ですが、実は内面は聖人です。ボンドをからかっているように装って実は励ましていたりと優しい心の持ち主です。
金尾 モツオ(かねお モツオ)
ボンドの友達で、通称「モツオ」。スネ夫的なポジションのキャラですが、ガチゴリラと同じくイイ奴です。容姿端麗、頭脳明晰な財閥の子息で、メイド型ロボットであるメイコと暮らしています。
円(まどか)
ボンドのクラスメイト。学校のアイドル的存在で、ボンドは「円ちゅわん」と呼んでいます。ロボコに興味を持ち、それ以来ボンドたちとよく遊ぶようになります。
メイコ
モツオの専属メイドとして常に傍に付き添っており、モツオを自慢の主人として慕っています。家事万能・清楚貞淑で、ロボコとは違いメイドとして優秀なロボットです。完璧さゆえにロボコからは頻繁に嫉妬を向けられたりします。
まとめ
『僕とロボコ』は、ぶっ飛んだギャグが満載のギャグコメディです。アニメは、2022年12月4日よりテレビ東京系にて放送されます。豊富なパロディネタがどこまでアニメ化されるのか?声優は誰が担当するのか?期待に胸が膨らみます。12月の放送が今から楽しみですね!