アニメ「ダンダダン」に登場する「カシマレイコ」は、単行本では9巻に登場する妖怪です。カシマレイコは非常に口が大きいので、元ネタは「口裂け女」と言われています。他にもパクリ疑惑があるのですが、ネットではパクリすぎと言われることもあるようですね。中国で炎上しているのは本当かを本記事では検証していきます。
ダンダダンがパクリすぎといわれるのはなぜ?
ダンダダンがパクリすぎと言われるのは、いろいろなアニメや番組をオマージュしているからです。しかし、それがダンダダンというアニメを面白く、魅力を引き立てる要素であることは間違いありません。オマージュされるネタは、十数年前のアニメや番組からという場合が多いです。多くの場合は原作者の好みで選ばれるのだと思いますが、外部から見ればやり過ぎ感はあるでしょう。どんなアニメなどをオマージュしているのかを、少しだけ紹介していきます。
ジョジョの奇妙な冒険のオマージュ
ダンダダンでパクリが良く行われるアニメは、ジョジョの奇妙な冒険です。アニメ中にジョジョのオマージュと思われる場面が頻繁に出てくるので、それがパクリだと言われている理由でしょう。特にキャラのジョジョ立ちなどもそうですが、モモの超能力がジョジョの奇妙な冒険で登場するスタンド使いの能力に酷似しています。ダンダダンの作者はジョジョの奇妙な冒険を含む、いろいろな作品からインスピレーションを受けているという発言をしていることもありました。
ジジと邪視の入れ替わりシーン
ダンダダンがパクリと言われる理由の一つで、ジジと邪視の入れ替わりシーンが高橋留美子先生の「らんま1/2」と同じ設定だということです。とはいえ、「らんま1/2」の場合は主人公が男性から女性に入れ替わるのでこれをパクリと言えるのかは疑問です。とはいえ、第50話ではお湯をかけると「ジジ」に、冷水をかけると「邪視」という設定は完璧に「らんま1/2」ですね。ジジはふざけてアニメ版「らんま1/2」の主題歌「じゃじゃ馬にさせないで」を口ずさんでいるので、パクリではなくオマージュであるといえるかもしれません。
他作品と思わせる描写多数
ダンダダンはジョジョの奇妙な冒険やらんま1/2以外も、いろいろな作品のオマージュが展開されています。知っている人は知っているようなセリフや、ポーズなど思わずクスッとなるシーンもあるのです。主人公の本名は「高倉健」で、たまに出す言葉が「自分不器用なんで」というセリフです。ほかにも、宇宙人から提供された「ナノスキン」で、家を修繕するシーンがマイクラに見えるなど面白いシーンが多数あったりします。
キャラが他の作品に似ている
ダンダダンがパクリと言われる原因の中には、登場するキャラ自体が他の作品のキャラと酷似するという点でしょう。たとえば、強化後のシャコ星人(ドーバーデーモンストロングスタイル24)が、バルタン星人に似ているなどが挙げられます。他にもオカルンや愛羅の変身後が、アニメ「BLEACH」の破面(アランカル)に似ているなどがありました。
セリフもパクリ疑惑あり?
アニメ第5話でオカルンの中に入ったターボババアを取り出すシーンがありますが、針舟を使い徐冷を行う星子が言った「このバカチンが」というセリフがあります。これはドラマ「3年B組金八先生」の金八先生のセリフで、この第5話にはほかにも「3年B組金八先生」で使われていたセリフが、いくつかありました。その中で「人という字は人と人が支え合っている」という、金八先生の名言が使用されています。
ダンダダン著作権の侵害
ダンダダンはパクリ疑惑が多いものの、そのほとんどはオマージュとして受け取られています。しかし、一つだけ許してもらえないものがあったのです。それは第18話で主人公の幼馴染を助けるお祓いのシーンで、既視感のあるビジュアル系ロックバンド「HAYASii」が登場。この時に流れた楽曲が「X JAPAN」の楽曲に酷似していたのです。この動画を見たYOSHIKIさんは「なにこれ?」と疑問を投げかけ、弁護士から「著作権の侵害の可能性がある」と受けました。この件に関して、事前にX JAPANに説明がなかったようです。この件に関して、ダンダダン公式は謝罪しています。
弁護士にファンが怒り心頭
ダンダダンがパクリ疑惑があるX JAPANの楽曲について、YOSHIKIさんは物議を醸していました。弁護士の紀藤正樹氏もこの問題に言及し、主人公の「高倉健」という名前に関しても「議論がある」としていました。しかし、法律のプロでありながら「どの権利が侵害されるのか?」という部分については、明確に提示していないことから逆にダンダダンのファンから、批判が殺到しました。
オマージュとパクリの違い
オマージュとパクリを混同する人も、ひょっとしたらいるかもしれません。ダンダダンはパクリだと言っている人達も、オマージュとパクリの違いを理解していない可能性もあります。オマージュとは感謝や称賛の意を表す名詞であり、尊敬する作風や作者に対して価値を称える姿勢が含まれているのです。パクリは人の作品を自分のものとして発表し、無断で流用することを言います。ダンダダンに関しては、オマージュとパロディが合わさっている感じがしますね。
中国で炎上って本当?
ダンダダンはパクリ疑惑がありますが、中国では炎上しているとのことです。理由としては第34話に登場する中年男性5人組の中心にいる男性が、中国の政治家「習近平」に似ているからです。中国では「侮辱している」「これが本当なら告発する」という意見が飛び交っています。とくに巨人キャラの「胡錦濤」に関しては、「毛沢東ではないか」という意見もあるようです。
真相を調査
ダンダダンが中国で炎上しているというのは、本当のことのようです。中国で海賊版が出回り、それに原作者が腹を立てて対策をしたという説もあります。ただ、原作者が本当に中国の政治家に似せたのか、単なる偶然なのかは情報がないので断定できません。言えることは、「言われてみれば似ている」というレベルです。
まとめ
ダンダダンがパクリなら、もう少しわかりにくい感じにするでしょう。分かる人には分かる表現である以上、オマージュでしょう。X JAPANの楽曲も、高い技術を持つミュージシャンがX JAPANのエッセンスを再現しようとしただけ。このような姿勢で作成された楽曲は、パクリではなくオマージュだといえるでしょう。








