家族で一緒に見よう!子どもに見せたい道徳的アニメ5選

家族で一緒に見よう!子どもに見せたい道徳的アニメ5選 アニメまとめ

物事の善悪をわきまえて正しく行動していくための教育、「道徳」は、子供の心を育てる上で重要な教育であると思います。小中学校では、教育課程として「道徳の時間」が1958年から開始され、様々な意見もありましたが、現在も「道徳」は授業の一つとして存在します。

しかし、学校の授業だけでなく家庭での道徳心を育む取り組みも大事であると思います。「子は親を見て育つ」といった言葉があるように、親御さんの日頃の考え方や生活の仕方を、子供たちは見ています。

今回は、家族で一緒に見てほしい子供向けアニメをご紹介します。家庭内で一緒に道徳について考えるきっかけにしてみてくださいね。

家族で一緒に見よう!子どもに見せたい道徳的アニメ5選

日本昔ばなし

放送開始から一部期間を除いて50年近くも放送されている「日本昔ばなし」。子供が分かりやすいような舞台と、思わず見入ってしまうあらすじに、子供に大切にしてほしい「良心」と「物事の考え方」を主人公の成功や失敗から学ぶことができます。一部は怖い物語もありますが、道徳的な物語で知育を促すことのできる物語がたくさんあります。

おすすめタイトル

  • つるのおんがえし
  • 花さかじいさん
  • たぬきの糸車
  • うさぎとかめ

この世界の片隅に

2007年から連載された日本マンガ「この世界の片隅に」を原作に、アニメ映画として放映されました。内容は戦時中の広島を舞台に主人公の女の子「すず」が、戦時下の中で生活していく物語となっています。世界大戦のシーンもありますが、当時の広島に人々が生活していた、文化が根付いていた証として、のんびりとした風景の描写も大事にしています。

おすすめポイント

  • 主人公「すず」の人間関係での悩みや、乗り越える考え方が勉強になる。
  • 柔らかなタッチで描かれた戦争や戦時中の生活を学ぶことができる。
  • 明るく生きていくための考え方を学ぶことができる。

聲の形

日本マンガとして2013年から2014年に連載が開始された「聲の形」(こえのかたち)は、マンガやアニメ映画だけでなく道徳教材用として製作された実写ドラマまで登場しています。

物語は聴覚障害でいじめを受けていた主人公「硝子」と、そのいじめの中心人物となっていた「将也」の2人がおりなす物語となっていて、いじめや障害をテーマにした本作品は、メッセージ性や、人の気持ちを伝えることや伝え方の大切さを学ぶことができる作品となっています。

おすすめポイント

  • いじめに対する考え方や人を大事にする気持ちを養うことができる。
  • 言葉の使い方や伝え方がいかに大事なのかを考えるきっかけになる。

ONE PIECE

今や日本を代表する日本マンガ「ONE PIECE」は、海賊王をめざす冒険の物語ですが、人としての仁義や、意思を貫き通す考え方など、物語の中にも現代につながる様々な問題点に立ち向かっていく主人公「ルフィ」とその仲間たちの行動や考え方は道徳につながるものがあるのではないでしょうか。

おすすめの舞台

  • 差別に対する考え方を学ぶことができる「魚人等編」
  • 目標に向かって突き進む姿勢を学ぶことができる「冬島編」

プリキュアシリーズ

子供向けアニメの代表格として、大人気のアニメ「プリキュア」シリーズは、子供にとって見やすく、世界観も入りやすい物語で、敵や味方はっきりしているため、大人っぽい物語や描写の戦隊シリーズと比べても分かりやすい設定となっているため、とっつきやすい作品となっています。

おすすめポイント

  • 仲間を大事にする気持ちを学ぶことができる。
  • 強い敵との対戦や困難な出来事にも諦めない姿勢が参考になる。
  • 仲間との連携や話し合う大切さが描かれている。

まとめ

いかがでしたか。道徳といっても考え方の幅は広く、「こうでないといけない」といった正解は無いと思います。また、大人の考えを押し付けるようなことがあってはなりません。「子供たちに考えてほしい部分はどういったところなのか?」というのは、周囲の大人が考えるべきだと思います。

今回ご紹介した道徳的アニメは、それぞれの舞台や設定の中で考えるテーマはそれぞれ違い、子供にとって感じ方や、見やすさはそれぞれ違うと思います。

また、ただアニメを見るだけでなく、「なぜ登場人物がこのように考えたのか話し合ってみよう」など、大人の考え方、子供の考え方の意見を出し合いながら気軽に提案してみても良いかもしれませんね。

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