【魔女の宅急便】映画と原作に違いがある?原作者も激怒した違いを紹介!

【魔女の宅急便】映画と原作に違いがある?原作者も激怒した違いを紹介!

スタジオジブリの名作として多くの人に愛される「魔女の宅急便」。しかし、宮崎駿監督のアニメ映画版と角野栄子さんの原作小説には、意外にも大きな違いがあることをご存知でしょうか?今回は、「魔女の宅急便」映画と原作の違いを検証し、それぞれの魅力と制作秘話に迫ります。また、原作者が激怒したという内容についても触れていきます。

目次

「魔女の宅急便」宮崎版と原作版の違い

宮崎駿監督のアニメ映画版『魔女の宅急便』と、角野栄子さんの原作小説には、いくつかの違いがあります。それぞれが持つ独自の魅力は、物語のテーマやキャラクターの描かれ方に反映されています。以下では、そんな魔女の宅急便宮崎版と原作版の違いについて掘り下げていきます。

キキは実はロングヘアだった!

調査によると、宮崎駿監督の「魔女の宅急便」に登場するキキはボブヘア(ショートヘア)を特徴としていますが、原作者・角野栄子さんの小説版では、キキはロングヘアで描かれており、キャラクターデザインに明確な違いがあります。宮崎駿監督作品のヒロインたちを見渡すと、ほとんどがショートヘアスタイルであるため、このデザイン変更は単に宮崎監督の好みが反映された結果かもしれません。

トンボの名前と性格の違い

アニメ映画版の『トンボ』はカタカナ表記ですが、原作小説では『とんぼ』とひらがな表記されています。この違いも面白いですが、それ以上に注目すべきは性格のギャップです。宮崎駿監督による映画では、トンボは明るく外交的な性格で、まさに「陽キャ」という印象。一方、角野栄子さんの原作では控えめでシャイな性格として描かれています。このように全く反対の性格を持つキャラクター像には驚きがあります。映画版では、キキとの関係性を短い上映時間で深く描くために、あえてこうした変更を加えたのかもしれません。スポーツカーに乗り、周囲の人気者として描かれるトンボの姿は、映画版ならではの個性的なアレンジと言えるでしょう。

キキとジジの会話はずっと続く

宮崎駿監督の作品には魅力がありますが、「魔女の宅急便」で特に心を打たれたのは、キキがジジとの会話ができなくなるシーン。一方、角野栄子さんの原作では、キキとジジの会話は最後まで続きます。この違いはとても興味深いですね。宮崎監督の演出にはいつも深い意味が込められており、キキがジジと話せなくなることは、彼女が成長して「大人になる一歩」を踏み出したことを意味しているのかもしれません。一部では、ジジがキキの想像上の友達だったのではないかという、少し切ない解釈もあります。原作の「魔女の宅急便」は、ファンタジーの要素が色濃く残されており、また違った魅力を感じます。キキとジジが最後まで会話を続けられるという設定には、どこか安心感と温かさがありますね。

「魔女の宅急便」原作者が激怒した違いとは?

「魔女の宅急便」の原作について調べていくと、原作者・角野栄子さんが激怒したという話が見つかります。映画化の際、角野さんは「キキが旅立つ時に故郷の木に付けられている鈴を鳴らしてほしい」という希望だけを伝えました。しかし、制作が進むにつれ、原作との違いが増えていき、角野さんは戸惑いを感じるようになったそうです。それでも宮崎駿監督との対談を重ねる中で、意見のすり合わせが進み、問題は解決したといいます。

大胆な改変に込められたジブリ版

ジブリによるアニメ映画化が決まった時点で、原作はまだ第一巻のみが出版されていました。それでも、トンボの性格やジジとの会話ができなくなる展開など、大胆な改変がいくつも行われました。角野さんはここまでの変更が行われるとは思わなかったようで、「もう少しかわいい物語になると思っていた」と語っています。こうした背景もあり、ジブリ版のリアルな描写には、原作者だからこそ感じる特別な印象があったのかもしれません。この詳しい内容は、『宮崎駿全書』という本で読むことができます。

最後に

宮崎駿監督の「魔女の宅急便」と角野栄子さんの原作小説は、それぞれが異なる魅力を持つ作品です。キキの髪型やトンボの性格、ジジとの会話の有無などの違いは、両者が描こうとした「成長」や「自立」というテーマへのアプローチの違いでもあります。改変に戸惑った角野さんでしたが、宮崎監督との話し合いを通じて作品への理解を深めました。それぞれの「魔女の宅急便」を楽しむことで、違った視点から少女の成長物語を味わうことができるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次