メイドインアビスのリコの正体は?死んでるって本当?徹底解説!

メイドインアビスのリコの正体は?死んでるって本当?徹底解説!

人気漫画「メイドインアビス」の主人公リコには、多くの謎が隠されています。金髪のおさげ髪と眼鏡がトレードマークの彼女ですが、正体や出生には驚くべき秘密があったのです。今回は、メイドインアビスのリコの正体と「死んでいる」という噂の真相について徹底解説します。

目次

リコの出生と”死”の真実

リコの母親は「伝説の探窟家」「殲滅卿」の異名を持つ白笛のライザ、父親は黒笛のトーカです。二人は深界の探索中にリコを出産しましたが、その時の状況は衝撃的なものでした。

アビスの深界4層で行われた出産で、リコは死産だったのです。生まれて間もなく息絶えたリコは、本来なら他の死亡した探窟家たちと共にアビスに葬られるはずでした。しかし、出産に立ち会っていた白笛のオーゼンが、持っていた遺物「呪い除けの籠」にリコの遺体を入れたところ、奇跡的に息を吹き返したのです。この遺物には本来そのような効果はなく、偶然の産物だったとオーゼンは語っています。

アビスの遺物がもたらした新たな生命と物語の伏線

その後、リコは「呪い除けの籠」に入れられたまま地上へと運ばれ、ベルチェロ孤児院で育てられることになりました。一度は死んでいたリコが、アビスの遺物によって命を得たという驚くべき事実は、物語の重要な伏線となっています。

リコの特異性とアビスとの繋がり

リコには他の人間とは違う特異性があります。オーゼンが「呪い除けの籠」に入れた肉がアビスの中心に向かって動き出したように、リコ自身もアビスの中心を目指す強い意志を持っています。作中では「アビスで生まれたものはアビスに還る」という言葉があり、リコの行動もこの言葉通りだと考えられます。母ライザの「奈落の底で待つ」というメッセージを追い求めていますが、それだけではなく、本能的にアビスへ還ろうとしているのではないかという考察も深まっています。

リコとアビスを結ぶ深い繋がり

また、リコのメガネには特別な意味があります。アビスの呪いの影響で、水晶板を通して物を見ないと激しい頭痛に襲われるという体質になってしまったためです。このことからも、リコとアビスの間には深い繋がりがあることがわかります。

リコの”やばい”行動の数々

リコの行動や考え方は、時に常識を超えたものとなっています。

  • 好奇心のままにレグの身体を分解しようとする
  • 毒に侵され死にかけているときに、冒険を続けるために自分の腕を切断するようレグに指示
  • 成れ果て村という恐ろしい場所でも動じず「来てよかった!」と即答する精神力
  • 白笛のボンドルドから「あなたもこちらの人間のようだ」と言われる異質さ

これらの常識を超えた行動から、リコが普通の人間とは異なる価値観や感覚を持っていることがうかがえます。アビスで生まれ、一度死んだ後に遺物によって命を吹き返したという経験が、彼女の魂に影響しているのかもしれません。

メイドインアビス:リコの正体とこれからの冒険

リコの正体は、単なる好奇心旺盛な少女ではなく、アビスで生まれ、死後に遺物の力で蘇った特異な存在です。彼女がアビスの底を目指す旅は、母親を探す旅であると同時に、自身のルーツを探る旅でもあるのかもしれません。成れ果て村に住むファプタがリコを見て「こいつの魂はどこからきた?」と言ったように、彼女の魂そのものにも謎があります。リコとアビスの関係性や、彼女の正体についての謎は、物語が進むにつれてさらに深まっていくことでしょう。

まとめ

今回メイドインアビスのリコの正体について改めて調べてみました。リコは誕生後にすぐ死亡したにもかかわらず偶然の産物として息を吹き返しました。

アビスと深い繋がりを持つリコが、これからどのような冒険を繰り広げ、どんな真実に辿り着くのか。彼女の旅路と成長を見守りながら、「メイドインアビス」の世界をさらに楽しんでいきましょう。

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