上弦の参・猗窩座(あかざ)は悪役でありながらも、美少年を思わせるルックスや戦い方・キャラクターが魅力的で、思わず見とれてしまう鬼でもありますよね。
そんな猗窩座は「鬼滅の刃ー無限列車編ー」の後半に突如として現れ、戦ってきた主人公一行を一気に奈落の底へと導いていく鬼でもあります。
猗窩座と炎柱・煉獄杏寿郎との戦いには裏があるなんて噂も・・・。
今回は、猗窩座はなぜ無限列車に突然やってきて煉獄杏寿郎と戦い始めたのかについて調べていきたいと思います。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]無限列車に突然やってきた猗窩座にはびっくりしたなあ。
どういう理由でやってきたんやろう?気になるなあ![/say]
[alert title=”注意”]この記事には「鬼滅の刃」のネタバレ部分が含まれます。ご注意ください![/alert]
猗窩座が無限列車にいきなり現れた目的は?
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」では、下弦の壱・魘夢、上弦の参・猗窩座との戦いとなります。
[box class=”box32″ title=”猗窩座が現れるまで”]
鬼の下弦の壱・魘夢(えんむ)が乗っ取った無限列車を舞台に魘夢VS竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助(鬼殺隊)・竈門禰豆子(鬼)・煉獄杏寿郎(炎柱)との戦いを中盤まで描いていました。
下弦の鬼ながらも鬼舞辻無惨に血を与えられ、強くなった魘夢は手強く、竈門炭治郎達は死闘を強いられ、やっとの思いで勝利することになります。
煉獄杏寿郎の活躍もあり、死者を1人も出さずに無限列車(魘夢)での戦いを終えたかのように見えましたが・・・。
突然、彗星の如く現れた者が・・・。
その者こそ、鬼の上弦の参・猗窩座だったのです。
[/box]
猗窩座が現れた瞬間、「え?なんで?!」と思った人が多いはず。
そのくらい唐突に猗窩座は現れるんです。
やっと魘夢に勝てたと思っていたのに、なぜ魘夢より更に格上の上弦の参が現れたのか・・・。
竈門炭治郎達も柱の煉獄杏寿郎でさえもあっけにとられていたはず。
そんな猗窩座が突然無限列車の現場に現れたのは、どんな目的があったのでしょうか。
それは・・・
鬼のボス・鬼舞辻無惨に命じられたから。
なんとも、単純な理由だったのです。
猗窩座が突然登場した理由は
[list class=”li-check”]
- 煉獄杏寿郎を鬼に誘う為では?
- 魘夢を助ける為では?
- 手柄を横取りする為では?
[/list]
と、推測されていたのですが、猗窩座の意志で無限列車に登場したわけではなかったのですね!
ですが、猗窩座はもともと「永遠に戦い続けよう」と発言するほど戦い好きの鬼。
力のある柱がいると聞けば、猗窩座はぜひとも手合わせ願いたいでしょうし、喜んで現場に向かったのではないでしょうか。
また、鬼舞辻無惨が猗窩座を無限列車に向かわせたのは、「現場近くにたまたま猗窩座がいたから」らしいです・・・。
では、なぜ、鬼舞辻無惨が猗窩座の居場所をしっかりと把握していたのでしょうか。
それは、鬼舞辻無惨が命じた別の任務を猗窩座が遂行していたからなのです。
その任務とは、「青い彼岸花」を探し出すこと。
[box class=”box32″ title=”鬼舞辻無惨の探す「青い彼岸花」とは・・・”]
鬼舞辻無惨は、人間時代に身体が弱く、いよいよ命が危ないという時に医師に処方されたのが「青い彼岸花」を使用した薬。
その薬を投与されたおかげで、鬼舞辻無惨は、死ぬことなく鬼となったのだが、日光に当たれないという弱点も同時に得てしまった。
鬼舞辻無惨は「青い彼岸花」を探し出し、研究を重ね、その弱点を克服して完璧な者となることを強く希望している。
躍起になって探している鬼舞辻無惨だが、なかなか見つからず、苛立っている様子であった。
[/box]
「鬼滅の刃ー遊郭編ー」で猗窩座が鬼舞辻無惨(人間の少年に化けている)に無限列車でのことを報告に行った際、
「青い彼岸花」の手がかりをつかめなかった猗窩座にかなり苛ついている様子だった鬼舞辻無惨の様子を見ることができましたよね。
また、無限列車で煉獄杏寿郎だけを倒し、他の鬼殺隊(特に竈門炭治郎)を全滅させずに来た猗窩座に怒り浸透な様子だった鬼舞辻無惨。
怖い・・・。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座も無理難題な任務を任されて大変やな・・・[/say]
猗窩座と煉獄の関係性は?元々知り合いなの?
猗窩座と煉獄杏寿郎ですが、会ってすぐから煉獄杏寿郎に対して、猗窩座は馴れ馴れしい感じがしました。
もしや猗窩座と煉獄杏寿郎は、以前からの知り合いなのでしょうか。
なぜ煉獄杏寿郎(きょうじゅろう)と下の名前で呼ぶのか
猗窩座は煉獄杏寿郎と対峙してすぐに、煉獄杏寿郎のことを下の名前「杏寿郎」と読んでいます。
元々、知り合いだったのかな?とも思うのですが、煉獄杏寿郎は猗窩座に対して初見な感じを受けます。
また、猗窩座も煉獄杏寿郎の情報をよく知らないところを見ると、猗窩座と煉獄杏寿郎は知り合いだったとは言えない気がしますよね。
では、なぜ猗窩座は煉獄杏寿郎のことを馴れ馴れしく「杏寿郎」と呼ぶのでしょうか。
それは、猗窩座の性格や思考によるものだと言えると思います。
[box class=”box32″ title=”猗窩座の性格や思考とは・・・”]
- 弱い者が大嫌いで強い者が大好き
- 強く、自分の相手になるレベルの者が老いて死ぬのを残念に思う
- 強い人間と話し、高め合いたい
- 強い人間を自分と同じ鬼にし、ずっと老いず、強いまま戦っていたい
- 弱い者はどうでも良い
[/box]
このような思想の猗窩座。
一瞬で自分の相手になるほど強い者なのか、弱い者なのかも見分けられるようです。
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」での猗窩座登場時には、猗窩座は、煉獄杏寿郎との話の邪魔だからと倒れている竈門炭治郎に攻撃してしまうくらい自分より弱い者へは無慈悲で無頓着なのです。
このことから、猗窩座は煉獄杏寿郎は自分の相手となるレベルの高い人間だと判断したのでしょう。
レベルの高い人間(強い者)とは、仲良くしたい猗窩座ですから、仲間のような気持ちで親しみを込めて名前(杏寿郎)で呼んでしまうんでしょうね。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]距離の詰め方が独特やな・・・[/say]
なぜ鬼に勧誘するのか
猗窩座は、しきりに煉獄杏寿郎を鬼になるよう勧誘していましたよね。
なぜでしょうか。
それは、前項でもお伝えした通り、猗窩座の思想からくるものだと思われます。
[box class=”box32″ title=”猗窩座が煉獄杏寿郎を鬼へ誘う理由”]
- 強い人間が好き
- 強い人間が老いて弱くなる姿を見たくない
- 鬼になってもらって、いつまでも自分と戦い続け、高め合える関係になれる者が欲しい(煉獄杏寿郎がその役にはピッタリだと感じた)
[/box]
こんな理由で猗窩座は、煉獄杏寿郎を鬼になるように誘っていたのだと思われます。
それだけ、煉獄杏寿郎が猗窩座の認める強さを持っており、いつまでも高め合いたいほど猗窩座は煉獄杏寿郎のことが気に入ったんでしょうね。
猗窩座はなぜ逃げられた?煉獄が勝てなかった理由
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」終盤では、猗窩座と煉獄杏寿郎が死闘を繰り広げます。
結果、煉獄杏寿郎は命を落とし、猗窩座は逃げ延びるワケですが、どうしてそのような結果となったのでしょうか。
[box class=”box32″ title=”猗窩座と煉獄杏寿郎の勝敗の理由”]
- 猗窩座はどれだけ傷を負わされても、すぐに再生できる能力の持ち主
- とくに上弦の参である猗窩座の再生能力は桁外れで切っても切っても意味がない
- 鬼は、上弦1人で柱3人分の強さと言われている
- 猗窩座からの攻撃により、煉獄杏寿郎は大切な臓器にまで傷を負ってしまった
- 他に猗窩座と戦えるほどの人間がその場にいなかった
[/box]
このような理由が考えられるのではないでしょうか。
猗窩座はとてつもなく強く、何をしてもすぐに再生してしまうので、太刀打ちできない鬼だと感じますよね。
鬼を倒す条件は
- 日輪刀で首を落とす
- 日光に当てる
ですが、猗窩座は強すぎて首をなかなか落とすことが難しかったので、煉獄杏寿郎は、最後の気力を振り絞って猗窩座を日光に当てて倒そうと踏ん張りました。
日光に当たりそうになり、慌てる猗窩座を煉獄杏寿郎は自分の身体に突き刺さった猗窩座の腕を決して離さず、その場にとどめようとしていましたよね。
あと少しで日光に当たりそうになった猗窩座は、自分の腕を切り放し、暗い森の中へ逃げていってしまいました。
すぐに腕を切って逃げなかったのは、煉獄杏寿郎の気迫に動けなくなっていたからではないかと思います。
しかし、あの戦いぶりから見ても煉獄杏寿郎より、猗窩座のほうが実力が上なのはたしかでした。
あの場にもう1人でも柱がいれば・・・
無限列車の近くに猗窩座がいなければ・・・
もしかしたら、煉獄杏寿郎は生きていたかもしれない・・・と思うと、とても悔しいですよね。
1人で柱3人分の強さの鬼と戦い、夜明けまで戦い続けた煉獄杏寿郎はとてつもなく強くて立派な柱でしたよね!
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]ラストにカワイイ笑顔で笑った煉獄杏寿郎が忘れられへんなあ。[/say]
猗窩座と煉獄の戦いでの名セリフをピックアップ
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」での猗窩座と煉獄杏寿郎との戦いでの名言をピックアップしてみました!
いくつかご紹介していきますね!
「お前も鬼にならないか?」
「ならない。」
「人間だからだ。老いるからだ。死ぬからだ。」
「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。」
「どう足掻いても、人間では鬼に勝てない。」
「俺と永遠に戦い続けよう。」
「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!」
みなさんは、どのセリフが印象に残っていますか?
どのセリフにも煉獄さんらしさ、猗窩座らしさが出ているセリフですよね!
煉獄さんの何を言われても屈しない男らしい素敵さが名セリフに溢れ出しているのが感じられますね。
また、猗窩座のセリフは、煉獄杏寿郎を鬼にするために鬼の素晴らしさを説いているようにも感じられますよね。
それだけ、猗窩座は煉獄杏寿郎を鬼にして、一緒に戦い続けたかったんですね。
ある意味、熱い男同志、同じ人間であれば仲良くなれたかもしれません。
まとめ
今回は、猗窩座はなぜ無限列車に突然やってきて煉獄杏寿郎と戦い始めたのかについてまとめてみました。
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」では、良いトコロでやって来て、むちゃくちゃな展開にしてしまった猗窩座。
「意味不明でヤバいヤツ」というイメージの猗窩座ですが、一貫した思想を持っていて、無慈悲だけど、頭の良い鬼でもあります。
原作では、猗窩座の悲しい過去も知ることが出来、ますます好きになる人も多いのではないでしょうか。
鬼の中で人気の高い猗窩座。
「鬼滅の刃ー無限城編ー」で再び会うことが出来ます!
アニメ化が楽しみですね!
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座くらい魅力的な悪役はなかなかおらへんで![/say]