大人気漫画「鬼滅の刃」の中で特に人気の高い鬼・猗窩座。
猗窩座は敵役でありながら、悲しい過去や生き様に魅了される人が続出するキャラクターでもあります。
そんな魅力的な猗窩座には、たくさんの名セリフ・名シーンが存在するんですよ!
今回は、猗窩座の名セリフ・名シーンを厳選してご紹介したいと思います。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座は、男が憧れる強さを求め続ける男気ある鬼でもあるんやで![/say]
猗窩座の名セリフ・名シーン(無限列車編)
映画化・アニメ化もされた「鬼滅の刃ー無限列車編ー」。
下弦の壱・魘夢を倒した主人公・竈門炭治郎達(竈門禰豆子・我妻善逸・嘴平伊之助)と炎柱・煉獄杏寿郎。
鍛錬を積み重ねている柱の煉獄杏寿郎は、魘夢との戦いでヒドイ傷を負うことにはなりませんでした。
ですが、まだ未熟な竈門炭治郎達は魘夢と対峙し、深いキズを負ったり、力を尽くしてしまっていました。
そんな、竈門炭治郎や煉獄杏寿郎の前に突如として現れたのが、上弦の参の鬼・猗窩座です。
煉獄杏寿郎は、力を使い果たした竈門炭治郎達を守りながら1人で猗窩座と対峙することとなるのです。
作品の中では終盤よりの部分に出てくる猗窩座ですが、存在感やインパクトがとてつもなく、猗窩座登場まで、物語の中心にいた魘夢の印象が薄れてしまうほどです。
それでは、「鬼滅の刃ー無限列車編ー」での猗窩座の名セリフ・名シーンを紹介していきますね。
お前も鬼にならないか?
「鬼滅の刃」第63話で猗窩座が煉獄杏寿郎を鬼に誘うセリフです。
猗窩座は、煉獄杏寿郎が自分と同等位強いことを肌で感じ、一緒に戦いながら高め合う仲間として鬼に勧誘したようです。
鬼になれば、年も取らず、傷もすぐに治り、強さを追求し続けることができる最高の選択だと猗窩座は考えているようです。
至高(しこう)の領域に近い
第63話で猗窩座が煉獄杏寿郎に対して発するセリフです。
人間の強さをオーラで感じる能力がある猗窩座。
煉獄杏寿郎のオーラを見て「至高の領域」だと猗窩座は感じたみたいですね。
「至高の領域」とは、猗窩座の目指す強さのこと。
目標とする強さを持った煉獄杏寿郎にますます魅力を感じていた猗窩座なのでした。
人間だからだ。老いるからだ。死ぬからだ
第63話で猗窩座が煉獄さんに発するセリフです。
猗窩座は、目標としている強さ「至高の領域」のオーラを持っている煉獄杏寿郎のことをとてつもなく気に入っています。
鬼になれば、「至高の領域」を更に極めることができるのに、人間のままでは、強さを維持することは難しい。
なぜ煉獄杏寿郎が鬼にならないのか理解できない様子の猗窩座。
鬼になってもらう為にしつこいくらいに勧誘しています。
鬼にならないなら殺す
何を言っても鬼になってくれない煉獄杏寿郎。
猗窩座は、鬼になるか、死ぬかの選択を迫ります。
最高に強い相手を見つけて嬉しくてたまらないのに、仲間になってくれない煉獄杏寿郎。
老いてだんだん弱くなっていく煉獄杏寿郎を見たくないという猗窩座の気持ちも含まれているのでしょうね。
今まで殺してきた柱たちに炎はいなかったな、そして俺の誘いに頷く者もいなかった
第63話で猗窩座が煉獄杏寿郎に発するセリフです。
鬼にならない煉獄杏寿郎にしびれを切らした猗窩座は、煉獄杏寿郎とのさらに激しい戦いへ突入します。
武の道を極めたいという目標は一緒なのに、なぜ、鬼にはなってくれないのか、煉獄杏寿郎や殺してきた他の柱達の考えが本気で理解できない猗窩座の言葉です。
耐えられない死んでくれ杏寿郎。若く強いまま
年老いていくのが人間。
素晴らしい才能も強さも年々失っていく煉獄杏寿郎を見るくらいなら強さのピークの今自分の手で死んで欲しいと願う猗窩座です。
弱者に構うな杏寿郎!!全力を出せ俺に集中しろ
ケガを負っている竈門炭治郎が無理して動こうとしている時に煉獄杏寿郎が声をかけたことに対する猗窩座の言葉です。
煉獄杏寿郎との激戦に集中したい猗窩座は、煉獄杏寿郎が周りに気を配り、少しでも戦いをおろそかにすることが許せなかったみたいです。
どう足掻いても人間では鬼に勝てない
猗窩座の猛攻により、煉獄杏寿郎は、命に関わる大怪我を負います。
鬼であれば、すぐ再生できるなんともないケガ。
人間でいる限りは、傷は治らないし、死ぬしかない。
どうしても煉獄杏寿郎を鬼にしたい猗窩座は、まだ煉獄杏寿郎を鬼へと誘います。
俺と永遠に戦い続けよう
命の危険にさらされている煉獄杏寿郎は、炎の呼吸・奥義「煉獄」を繰り出そうとします。
その闘気に見惚れる猗窩座。
やはり、煉獄杏寿郎は猗窩座にとって理想的な戦い相手であると確信し、鬼になり永遠に戦いたいと伝えます。
死ぬ・・・!!死んでしまうぞ杏寿郎、鬼になれ!!鬼になると言え!!
第64話で猗窩座が瀕死の煉獄杏寿郎に発するセリフです。
猗窩座の腕が煉獄杏寿郎の腹部を貫き、いつ命がなくなってしまうかわからないという状況で煉獄杏寿郎に「鬼になる」と言ってもらう為に猗窩座は懇願しています。
何を言ってるんだあのガキは、脳味噌が頭に詰まってないのか?
第65話で猗窩座が追いかけてくる竈門炭治郎に発したセリフです。
日光が迫ってきたので森へと逃げる猗窩座。
そんな猗窩座を大怪我を負った炭治郎が追いかけてきて、「逃げるな卑怯者」と叫びます。
そんな竈門炭治郎に対しての怒りの気持ちがこのセリフに込められています。
この竈門炭治郎の言葉が忘れられず、後々まで猗窩座は竈門炭治郎を恨み続けることになります。
「青い彼岸花」は見つかりませんでした
鬼の親玉・鬼舞辻無惨に「青い彼岸花」を探してこいとの命令を受けていたので、結果を報告に行った時に発した猗窩座のセリフです。
何も見つけられなかった猗窩座に容赦なく鬼舞辻無惨の怒りが爆発します。
静かに「で?」と言われているところが、ますます怖いですよね。
次会った時はお前の脳髄をぶちまけてやる!!!!
「青い彼岸花」の情報は何一つ掴めず、その上、無限列車での戦いでは、柱を倒したがただの鬼殺隊の一員(竈門炭治郎)に一撃を加えられる始末。
猗窩座は鬼舞辻無惨に散々怒られることに・・・
かなりプライドの傷ついた猗窩座は、竈門炭治郎への復讐を自分自身に固く誓いこのセリフを発します。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]「鬼滅の刃ー無限列車編ー」では、変な時に突然現れて、煉獄さんを殺した最悪の鬼やと思っとったなあ。
めちゃめちゃ、鬼に勧誘してくるし。[/say]
猗窩座の名セリフ・名シーン(無限城編)
原作でしかまだ楽しめない「鬼滅の刃ー無限城編ー」。
いずれはアニメ化してもらえると期待しています。
「鬼滅の刃ー無限列車編ー」で登場し、煉獄杏寿郎を倒し、森へ消えて行った猗窩座。
再び登場するのは、「鬼滅の刃ー無限城編ー」でのことです。
猗窩座は、竈門炭治郎に恨みを持っていたので、鬼舞辻無惨に無限城で鬼殺隊と戦うことを命じられて、竈門炭治郎と戦うチャンスがやってきたことがとても嬉しかったはずです。
作中で猗窩座が竈門炭治郎を探していたような描写もあります。
そんな猗窩座は、鬼舞辻無惨を探して無限城内を探索している竈門炭治郎と水柱・冨岡義勇の前に突如として天井を突き破って降りてくるという登場の仕方をします。
そこから、猗窩座VS竈門炭治郎・冨岡義勇のバトルがはじまるのです。
それでは「鬼滅の刃ー無限城編ー」での猗窩座の名セリフ・名シーンをご紹介していきますね。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座は、急に現れるのが好きなんやな。[/say]
よく生きていたものだお前のような弱者が
第146話で猗窩座が竈門炭治郎に発するセリフです。
弱い者が大嫌いな猗窩座。
因縁の竈門炭治郎に対して嫌味たっぷりにこのセリフを吐くのです。
お前は確かに弱くなかった敬意を表する
第147話で猗窩座が竈門炭治郎に発するセリフです。
竈門炭治郎が繰り出すヒノカミ神楽の攻撃を見て、無限列車で会った時とは段違いに竈門炭治郎が強くなっていることを感じた猗窩座。
竈門炭治郎が弱い者ではなく強い者になっていることを感じたのです。
さあ始めようか。宴の時間だ
竈門炭治郎の強さを感じた猗窩座は、とてもうれしそうです。
戦闘のことを宴と表現していますね!
猗窩座が強い者と戦う時は、お祭り騒ぎで嬉しいということなのでしょうね。
そうかお前は喋るのが嫌いなのか俺は喋るのが好きだ何度でも聞くぞお前の名を!!
第148話で猗窩座が冨岡義勇に発するセリフです。
強い者に対面した時、猗窩座は相手を下の名前で呼びたがります。
仲間だと感じているのか、愛着をもってしまうのか、興味があるからなのかわかりませんが、急に馴れ馴れしくなるのが猗窩座の特徴ですよね。
名前を聞かれるということは、冨岡義勇も猗窩座に強い者と認められたということですね!
そう弱者には虫唾が走る反吐が出る
第148話で猗窩座が竈門炭治郎に発するセリフです。
猗窩座が強さに拘る理由が明かされる前に発していた言葉ですね!
杏寿郎や炭治郎のように死ぬことはない お前も鬼になれ義勇
第154話で猗窩座が冨岡義勇に発したセリフです。
猗窩座は、強い者を仲間にしたい、鬼に誘いたい鬼です。
冨岡義勇の強さを認めて、鬼に勧誘しているシーンですね。
なんだか、猗窩座はいつも誰かを鬼に勧誘している気がします。(笑)
一生あなたを守ります
猗窩座が人間の頃(狛治(はくじ)時代)に、愛する恋雪(こゆき)に誓ったセリフです。
猗窩座の過去回想のシーンでの1コマです。
恋雪と夫婦になる覚悟をした狛治。
この時が猗窩座の幸せの絶頂だったのだと思います。
弱い奴が嫌いだ
猗窩座が人間時代に大切な師匠や婚約者を失ってしまった過去を回想している時の言葉です。
猗窩座は、人間時代に弱く卑怯な相手に師匠と婚約者を殺されたので、鬼になっても強さを求め続けているのだと分かってくるシーンに繋がります。
何ともまあ惨めで滑稽でつまらない話だ
結局自分(猗窩座)は何もかも失ってしまいどうでも良くなって鬼になったのだということを思い出した猗窩座。
- 強さだけをストイックに求めてきたけれど、何のために強さを求めてきたのだろう・・・
- 守る相手は誰もいないのに・・・
- 無駄に殺戮だけを繰り返してきただけだった
と気付き、虚しく、なんとも言えない気持ちになっている猗窩座。
このあと崩れて死んでいくのですが・・・
なんとも悲しいシーンです。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座は悲しい鬼なんや。少しでも状況が違えば、鬼にはなってなかったやろうなあ。[/say]
まとめ
今回は、猗窩座の名セリフ・名シーンをまとめてみました。
猗窩座には、
- 深く考えさせられる
- 悲しい
- 涙が出る
- やるせない
名セリフやシーンが数多くありますね。
猗窩座のファンが多いのは、猗窩座が敵でありながらも、他の鬼よりも血の通った人間味ある部分があるからだと思います。
上弦の鬼はロクでもない鬼が多い中、悲しい過去を抱えながらも強くなっていった猗窩座。
そんな猗窩座の悲しさや芯の強さ、鬼であってもどこかで人間時代を忘れられない狛治の時の優しい心を感じられることで読者は魅了されるのでしょうね。
[say img=”https://pbs.twimg.com/profile_images/1093377108816973824/L80hYJ2s_400x400.jpg” name=”パンダ編集長”]猗窩座はマジで魅力あるキャラクターやで![/say]