大人にも子どもにも大人気のご長寿アニメ「クレヨンしんちゃん」ですが、実はその裏には信じられないような怖い都市伝説やホラー過ぎる噂が存在します!
今回はそんなクレヨンしんちゃんの都市伝説10の噂についてご紹介します!
クレヨンしんちゃん都市伝説!ホラーすぎる10の噂

クレヨンしんちゃんは、1990年に連載を開始し、1992年からアニメ化した日本中から愛されている長寿作品です。
そんなクレヨンしんちゃんには10の都市伝説があります。

①しんのすけは5歳ですでに亡くなっていた?

しんのすけは実は、5歳の時にひまわりがトラックにはねられそうになったのを助けようとして、交通事故で死亡してしまったという噂です。
みさえは幼くして息子を失ったショックから、しんのすけが生前使っていた落書き帳にクレヨンで「もしもしんのすけが生きていたら」と想像で物語を書き始めます。
まるでそこにしんのすけが生きているかのように・・・
そして家族や周りの人たちも、みさえの妄想に付き合ってしんのすけがいるかのように生活している、という都市伝説です。
さらに「クレヨンしんちゃん」のタイトルのクレヨンは、みさえがしんのすけのクレヨンで書いていたことが由来となっているそうです。
ホラーと言うよりは悲しい都市伝説ですね。
②ひろしはみさえのストーカーだった?

みさえとひろしの結婚までのなれ初めに関する都市伝説です。
結婚する前のみさえは、実は声優。そして自宅で役の練習をしていたところ、色っぽい声が外に出てしまいます。
その声を偶然聞いたひろしは、みさえのストーカーになります。このことがきっかけで、二人は結婚に至ります。
かなりトリッキーな都市伝説です。
けれど、公式の設定ではみさえは小山田物産でOL、ひろしは双葉商事で営業マンとして勤務しており、21歳の時に出会ってからその後結婚、ということになっています。
都市伝説を肯定しようとするとOLの前の話・・・ということになるのかもしれません。
③ひろしは元女性?

しんのすけの父、ひろしの都市伝説です。
ひろしは、当初広子という名前の女性。ひろしとみさえは元々女友達で、ひろしはみさえを助けるために(?)性転換をして男性になります。そして、結婚に至ります。
この都市伝説の根拠は、「ハチャメチャな家族を題材にしたため」だそうです。
ちょっと奇妙でぶっ飛んだ都市伝説ですね。
④謎の登場人物「しんこちゃん」

しんこちゃんとは、正式にアニメにも登場するキャラクターです。
野原家を訪ねてきた謎の少女、しんこちゃん。
しんこちゃんは実は、5年後の未来からやってきたひまわりということらしいですが、真実のほどは明らかにはなっていません。
ストーリーの中で、名前を聞かれて「ひま…」と言いかけたことからひまわり説が有力であり、またしんのすけを「おにい…」と呼びかけたこともあります。しんこちゃんは、ひまわりが本当に愛されているか、みさえが本当の母親なのかを確かめにやってきたようです。
ホラーと言うより不思議系の内容ですが、謎の多いしんこちゃんの言動から、しんのすけかひまわりの子どもではないのか、しんのすけの新しい妹ではないのか、など様々な憶測が飛び交っているようです。
⑤18年後のしんのすけたちの未来

登場人物たちの18年後の未来に関する都市伝説です。
ボーちゃんは立派な刑事。風間くんは青年実業家になるものの、不祥事を起こしてボーちゃんに逮捕。
ネネちゃんはマサオくんの子どもを出産。ですが、結婚しているかどうかは不明です…。
しんのすけはやさぐれた大人に成長。ひろしは死亡、ひまわりは金をせびりに来る厄介者になっています。
だいぶダークな世界観です。
今の5歳のしんのすけたちからは想像できないほどホラーな未来ですね・・・。
⑥ひまわりはみさえの子供ではない

これはしんこちゃんが登場した後でその言動から発生した都市伝説です。
しんこちゃんが未来から来た理由は、「みさえが本当の母親なのかを確かめるために来た」。
この言動から、ひまわりはみさえの本当の子供ではないのではないかという説が生まれました。
さらに最初の都市伝説、しんのすけの事故死と組み合わせて事故で亡くなってしまったショックから、ひまわりを引き取ったのではないかという説もあります。
⑦シロが捨てられていた本当の理由

しんのすけの大事な愛犬・シロ。
シロはもともと捨て犬で、しんのすけが拾ってきて野原一家の一員になりました。
都市伝説はそんなシロの捨てられた理由です。
シロはもともと癌を患い、重い病気にかかったから捨てられた、というものです。
けれど、公式にシロのエピソードが設定されています。
シロは保健所でガス殺されそうになっているとことを前の飼い主に助けられた、というものです。
シロは4匹兄弟の1匹として生まれます。生みの親はボルシチという名前でした。
しかし、飼い主一家の父親が犬に触れると呼吸困難になるという「突発性犬アレルギー(架空の病気)」になってしまいます。
犬が飼えなくなった一家は、ボルシチとシロたちの里親を捜します。
シロとボルシチ以外の3匹は引き取り手が見つかります。ですが、シロとボルシチは里親が見つからず、保健所に託されてしまいます。
それに反発した一家の娘・るんが、シロの命だけは助けてあげたいと思い、誰かが拾ってくれるようにシロをダンボールに入れて路上に放置します。その状態のシロをしんのすけが拾った
これはこれでヘビーで深刻な設定です。
そんな重たい設定からこんな都市伝説が派生したのかもしれません。
⑧消えた25話

漫画版クレヨンしんちゃんに関する都市伝説です。
クレヨンしんちゃんの漫画には25話が欠けているという謎があります。
1991年2月26日に発売された24話。その次の号は3月5日に発売されました。しかしそれは26話となっており、25話が飛ばされ行方不明となっています。
この謎は詳しく明かされていませんが、作者の臼井儀人は実際は25話を作成しており、しかしその内容があまりにもブラックで過激だったためにボツにされたという都市伝説があります。
この前後の話はしんのすけが留守番を頼まれたり、みさえとしんのすけがお風呂に入ったりするほのぼのとした話なので、間のブラックで過激な話の内容がとても気になるところです。
⑨作者の臼井儀人さんは自分の死を予知していた

2009年9月11日に不慮の事故で、クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏はなくなりました。
51歳という若さ、いきなりの訃報・・・世間に衝撃を与えました。
趣味の登山中に足を滑らせ、滑落して死亡したと報道されました。
そんな作者・臼井儀人氏に関する都市伝説です。
不慮の事故で無くなられた臼井氏ですが、漫画「クレヨンしんちゃん」には自分の死期を悟っていたかのような描写があるという都市伝説があります。
その描写が掲載されているのは、コミックス19巻に収録されている「ターミネーターVSしんのすけ」というエピソード。
未来の風間くんが現代にやってくるというストーリーなのですが、その中で意味深な言葉を残しています。
「2010年にはどうなっているの?」というしんのすけの質問に激しく動揺。
そして「どうしても聞きたいですか?」と答えています。なぜ未来の風間くんは動揺したのか。かなり意味深な行動ですよね。
この話が作者の死と結びつけられました。
臼井儀人氏は本当に予知していたのでしょうか・・・?!
⑩クレヨンしんちゃんの悲しい最終回とは?

そして、最後10個目の都市伝説です。
クレヨンしんちゃんの最終回についてはたくさんの結末が予想されています。
そのうちの4つを紹介します。
最終回の噂①:すべてはみさえが見ている夢だった。

これは最初の都市伝説から来る最終回です。
しんのすけが「交通事故で死ぬ」ことから始まり、「しんのすけのクレヨンで想像の物語を書く」「みさえが妄想し続ける」とつながっていきます。
最終回では、しんのすけの事故死を受け入れられないみさえが病にかかり、泣き続ける様子が描かれて終わる・・・というものです。
最終回の噂②:しんのすけの両親が交通事故で死亡する

しんのすけの両親がしんのすけが中学の頃交通事故で死亡し、そこから悲劇が起こり続ける、という最終回です。
両方の祖父母がしんのすけとひまわりを引き取ろうとするものの、ひまわりと離ればなれの生活は耐えられないとしんのすけが拒否。
祖父母の援助を受けながら必死に生き、成長していくという話です。
最終回では、成長したしんのすけとひまわりがこれまでの苦労を振り返る、というストーリーです。
最終回の噂③:風間くんとひまわりが結婚する

交通事故で車椅子生活になったひまわりを風間くんが好きになり支えていく、という話です。
車椅子での生活に慣れずにおちこむひまわりを風間くんが励まし、相思相愛になり最終回で結婚するというストーリーです。
最終回の噂④:いつも通りのストーリーのまま終わる

特に何も変化は起こらず、今までと同じ日常のストーリーで終わる、というものです。
ネットでは「あー、オラ毎日楽しいゾ」としんのすけが最後を締めるのでは、といわれています。
ホラーなものから悲しいものまで、たくさん都市伝説がありますね。
以上、クレヨンしんちゃんに関する都市伝説について紹介しました。
