天沢聖司はサイコパスでやばい性格?ストーカー説を検証してみた

耳をすませば

耳をすませばの魅力と言えば、瞬時に蘇る懐かしい気持ちと、学生時代に戻りたくなるところではないでしょうか?

主人公・雫の気持ちに共感し、自身を重ねた方も多いはず。

 

初めて好きな人ができた雫の成長や、葛藤は、見ているだけで胸がきゅっとなりますよね。

そんな雫の初恋の相手である聖司くんと言えば、顔もかっこよくて、頭の良いハイスペック男子である事が劇中から伺えます。

 

しかし、こんな良からぬ天沢聖司の噂も浮上。

  • イケメンのはずなのに、キモい?!
  • 実は、ストーカーって本当!?
  • 更に、サイコパスってどういう事?

かっこいいだけではなさそう……裏聖司ならぬ、天沢聖司の素顔に迫ります。

天沢聖司のプロフィール

では、“雫の好きな人”天沢聖司について、詳しく紹介していきます。

天沢聖司(あまさわ せいじ)

主人公・雫と同じ、向原中学校に通う、3年生であり、年齢は、15歳。

実家は、天沢医院という病院を営んでおり、祖父である西司郎は、時計などの修理業や、アンティーク物を扱う店“地球屋”を経営しています。

 

すらっとした細身のスタイルに、端正な顔立ちから相当モテるのではないでしょうか。

実際に、雫の親友・夕子の友達情報からも、“天沢君ってちょっととっつきにくいけど、ハンサムだし、勉強もできる”と言われていましたよね。

 

ちなみに声優さんは当時、聖司と同じ15歳であった、俳優の高橋一生さんが演じてらっしゃいます。

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・耳をすませばの声優まとめ!天沢聖司は高橋一生だった

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声までかっこいい聖司の髪形は、すっきりとした短髪で、若干、前髪をなびかせており、属性でいうと、ちびまる子ちゃんの花輪くんや、ドラえもんのスネ夫と、同じ分類に入るかと思われます。

 

雫と初めて顔を合わせた時、雫が忘れた本を渡す際に普通に渡せばよいものを、『ほらよ、月島雫。』と学生ならではの、フルネーム呼びで渡しています。

 

自身の名前をどうして知っているのかと訪ねる雫に、『さてどうしてでしょう?』とニヤリ。

更に、雫の作った、“コンクリートロード”について、『コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ。』と、またニヤリ。

イケメンじゃなかったら許されないぞレベルの、性格に難あり感。

この時すでに、聖司は、雫に想いを寄せていますから、好きな子の気を引きたくて、つい意地悪しちゃったのでしょうね

 

大人から見たら、かわいい行動ですが、同い年の雫からしたら、“やなヤツ”と怒ってしまっても無理ありません。

初対面は最悪の聖司でしたが、そんな意地悪もどこへやら、実は素直で熱い、ド直球ストレートボーイ。

 

バイオリン職人になりたいという強い思いを持ち、高校へは進学せず、単身イタリアへ渡ると決意をしており、口だけでなくアグレッシブに行動します。

その真っ直ぐさは、想いを寄せる雫に対しても熱く、雫の心をも動かすほど。

一見キザで、意地悪な男の子に見えますが、優しくて、真っ直ぐな雫と同様、純粋な男の子なのです。

天沢聖司がストーカーと言われる理由

そんなビジュアル良し、内面の良しのパーフェクトボーイ・聖司に、何やら不穏な噂が……

実は、ストーカーなのではないか?という噂が囁かれているのです……

 

聖司に限ってそんなはずあるわけがない!と耳すまファンの筆者は、大きく首を振りたいところですが、言われてしまう要因がある模様……

噂を払拭すべく、聖司の行動や発言を元に、検証していきましょう。

雫へのアピール方法が怖い

聖司がストーカーと言われる要因として、イタリアへ2カ月の修行行きを雫に告げた際の、聖司の発言にあります。

“図書館で何度もすれ違ったの知らないだろ”

図書カードで、ずっと雫の存在に気付いていたという聖司。

 

いつから、雫に想いを寄せていたかは定かではありませんが、この発言から、雫が大の本好きである事を知っていて、図書館に行けば会える!と通い詰めていた事が伺えます。

 

“隣の席に座った事もあるんだぞ”

ちょっとこれは怖い……話しかける事もせず、となりに座り、にやにやしていたのかなと想像すると、なかなか気持ち悪いですよね。

 

極めつけはこの発言!

“俺、お前より先に、図書カードに名前書くため、ずいぶん本、読んだんだからな”

 

雫が図書カードを見た時、聖司の名前を見て、あれ?と反応していましたよね。

それは、何度も見た事のある名前だったから……

 

それもそのはず、雫に自身の存在を認識してもらう為の聖司の行動だからです。

お弁当を届ける速さが異常

雫が、図書館で働く父親に届けるはずだったお弁当を、聖司の祖父の働く“地球屋”に忘れてしまいます。

雫が図書館に行き着くまでに、近道の階段を使った事もあり、そんなに時間は経過していないはずですが、ここで聖司君登場です。

 

自転車で、雫に地球屋にあるはずのお弁当を届けます。

タイミングよすぎるし、もしかして下の工房でバイオリン作りながら、聞き耳立ててたりして……

 

雫の忘れ物だと気づいた瞬間、“俺行く!!!”と飛び出してきたのかと想像すると可愛い気もしますよね。

実は、学校で見張っていた

物語序盤、夏休みに親友の夕子と待ち合わせをした雫は、図書室で借りた本を、ベンチに置いたまま帰路についてしまいます。

その事に気付いた雫が学校へ戻った時、そこにいたのが聖司でした。

 

こちらもタイミングよすぎませんか?

詳細は不明ですが、服装から見ても部活などで訪れたわけではなさそうですし、ピンポイントで本を見つけ、それが雫の本って……

 

どこかでじっと見ていたのかな?と思ってしまうほどです。

カントリーロードの完璧すぎる演奏

急に決まった事とはいえ、聖司のカントリーロードの演奏は、プロ顔負けの演奏でした。

雫が書いたコンクリートロードの詩を見て、“雫はカントリーロードが好きなんだ”と思ったのでしょうか?

 

演奏技術の高さから、このくらい朝飯前だぜ!という感じなのかもしれませんが、それにしても完璧すぎて、実は雫にいつか聞かせようとこっそり練習した?と思ってしまう方も多いようです。

いつの間にか雫の自宅の場所を把握してしている

物語終盤、イタリアの修行から帰ってきた聖司は、雫の家の前まで来て朝日を見に行きます。

これまで雫の家を訪れたシーンや、言動がない事から、“え?いつ家の場所知った?”と不思議に思われているのです。

 

うん。確かに。ストーカーと言われても仕方ないのかもしれない……

しかし、原作は、少女マンガですし、出会いや、接触がなければ恋は生まれません。

 

きっと神様のいたずらで、タイミング良く出くわしていたのでしょう。

家の場所についても、祖父の西司郎が、雫を自宅まで送り届けるシーンもありましたから、聞く事もできるでしょうし、物語に出ていないところで、一緒に帰ったり、送り届けたり、話したりしたのでしょう。

 

と、思いたい。(切実)

 

鈍感少女と、不器用なインテリ少年ならではの恋という感じで、実に微笑ましいです。

結果、雫も聖司に想いを寄せていますし、学校帰りに好きな人を待ち伏せしたり、家までこっそりついていって、ここが家かぁ!と喜んだり、今思えば、ストーカーじゃないか!と恥ずかしくなる想い出ってありませんか?

 

せっかく、後に、顔を合わせる事ができても意地悪になってしまったのは、緊張して声をかける事ができないピュアさ故だったのですね。



天沢聖司がサイコパスと言われる理由

そしてさらに気になるのは、聖司がサイコパスという話……

サイコパスと調べると、感情がないとか、犯罪とか怖い言葉ばかりが並んでいます。

 

サイコパスの特徴をまとめると……

  • 冷酷で、他人に興味がない。
  • 平気で嘘をつく。
  • 良心が異常に欠如している。
  • 責任感、罪悪感がない。
  • 自己中心的で、自尊心が大きい。
  • 口が達者で魅力的。

ふむふむ。

 

私が知る限りの天沢聖司を当てはめてみると、口が達者で、魅力的であるのは確かですが、雫に対して、思いっきり興味持っていますし、嘘をついている様子もないし……

雫を後ろに乗せて、自転車で坂道を登る決意から見ても、責任感は強く持っていますよね!

 

聖司の人格や行動から、どう見てもサイコパスではないようですが……

上記のストーカー疑惑から、話が誇張して、サイコパス説が浮上してしまったのでしょうか。

 

皆さん。聖司はストーカーでも、サイコパスではありませんので、安心してくださいね。

天沢聖司はイケメン?キモい?世間の評価はさまざま

筆者のように、聖司の言動や行動に、微笑ましく思う方もいれば、気持ち悪い!と思う方もいらっしゃるという悲しい情報が……

 

そこで、世間の皆様の聖司に対する評価をまとめてみました。

やはり、雫へのアピール方法がキモいという意見が多く見られましたが、中には、“好きな子が読みそうな本読むとか素敵!”という声もたくさん見られました。

結論。イケメンは何でも許されるのである。という事でしょうか?

 

悲しきかなこの現実……

聖司のビジュアルの良さが影響しているかもしれませんが、物語中盤から見せる、聖司の優しさや、夢に対する熱い思い、大勢の生徒が見守る中、雫を呼び出す男らしい姿……

そして、極めつけは、朝日を前に行ったプロポーズ。

聖司は実は、真っ直ぐで誠実であるという内面こそ、雫が好きになった大きなポイントであるのです。

まとめ

好きな子を前にして、どうしたら認知してもらえるだろうかという聖司の、精一杯の想いからの行動が呼び起こしてしまったストーカー説。

更には、サイコパスとまで呼ばれてしまうなんてかわいそうです(泣)

 

見事に努力は実り、雫に知ってもらうどころか、プロポーズまで成功させてしまう聖司はやはり、かっこいいです。

この強い思いで、きっと、将来立派なバイオリン職人になっているでしょうね。

 

聖司のこの行動を機に、自身の初恋を振り返ってみるのはいかがでしょうか?

聖司が大人になって、自身の行動を振り返った時にどう思うのか気になりますね(笑)

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