【天空の城ラピュタ】海外の反応まとめ!高評価と低評価をそれぞれ紹介

「天空の城ラピュタ」は、1982年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画です。時代が変わっても少しも古びず、世代も超越した永遠の名作ですよね。

 

「天空の城ラピュタ」は、まだ無名時代のスタジオジブリが初めて制作した作品です。

「風の谷のナウシカ」の方が先に作られましたが、当時はまだスタジオジブリが存在しませんでした。

 

この作品は、宮崎駿監督が小学生時代から温めていたストーリーを形にしたのだとか。

宮崎駿監督は、子供の頃から想像力豊かだったんですね!

 

テレビで「天空の城ラピュタ」の再放送がある度に、「バルス!」がトップツイートに選ばれて、ツイッターを賑わせていますよね!

バルス祭、私もたまに参加してます笑

「天空の城ラピュタ」は、1986年8月2日に東映株式会社洋画部103館で上映されました。

犬が名探偵ホームズ役で活躍する人気アニメ「名探偵ホームズ」の劇場版との同時上映でした。

 

初の海外上映はウォルト・ディズニー社による翻訳版で、2000年2月4日、米国のニューヨーク児童映画祭でプレミア上映されました。

英語版タイトルは「Castle in the Sky」。日本語訳すると「天空の城」です。

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・・・実は、「ラピュタ」という言葉が英語版タイトルから消されたのには、理由がありました。

 

ラピュタはスペイン語で「La Puta」。宮崎駿監督はこの単語を、ご自身が影響を受けた作品である「ガリバー旅行記」(ジョナサン・スウィフト作)から借用しています。

「ガリバー旅行記」に登場する、空飛ぶ島の名前が「La Puta」だったのですね。

 

しかしながら、実は「La Puta」という言葉はスペイン語で「売春婦・社会に害毒を流すもの」という意味なんです・・・。

宮崎駿監督は、当時それをご存知ではなかったといわれています。

 

そのため、英語版ではラピュタという言葉は省いて「天空の城」と名付けられました。

海外でも「天空の城ラピュタ」は上映されているんですね〜。

 

評判はどうなのでしょうか?日本人と同じ感想を抱くのか気になりますよね!

今回は、北米を中心とした海外の評価コメントを翻訳してみました。

 

高評価、低評価ともに、声が多かったコメント内容をピックアップしてご紹介します!

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目次

天空の城ラピュタ:海外の高評価コメント

まずは、海外の高評価コメントから見ていきましょう!

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こんなにもマジカルで息をのむような映画をどこから説明すればよいのでしょうか?

宮崎駿監督の作品は、いつも私を驚かせてくれます。

「天空の城ラピュタ」は壮大なスケールの冒険物語です。

どうしたらこんなに映画に想像力が詰め込めるのだろうと感嘆します。

久石譲さんの音楽が素晴らしいのは言うまでもありません!

アドベンチャー映画に求められるすべてがここにあります。

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「天空の城ラピュタ」を初めて観たのは7歳の時で、すっかり魅了されました。

今は21歳ですが、やはりこの映画は素晴らしいと感じます!

信じられないほど良くアニメーション化された世界を想起させるので、それだけで映画に引き込まれます。

大人も子供も同じように楽しませる魅力的なプロットもあります。

この映画はあなたをがっかりさせません。

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宮崎駿監督の映画はほぼ全部観ましたが、どれも美しくて魅力的です。

中でも「天空の城ラピュタ」は本当に感動しました!

アニメーションは素晴らしく、音楽は映画の感情を完璧に捉えています。

キャラクター達は個性に満ちています。

ただし、ここではっきりさせておきたいのは、私が話しているのは日本語版の映画 (英語字幕付き) についてであって、吹き替え版の事ではありません。[/say]

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「天空の城ラピュタ」は私が昔から好きな映画です。

これほど多くの素晴らしい要素を兼ね備えた映画は他に思い浮かびません。

アクション、アドベンチャー、サイエンスフィクション、善対悪、さらにはいくつかのロマンスまでもが描かれています。

誰もが気に入る作品です。

ただし、唯一気に入らないのが効果音(後付けしたアメリカン・ダビングの部分)です。

ただただ迷惑だと思いました。

オリジナルの日本語バージョンが最高です!

日本語が分からなくても問題ないですよ![/say]

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「天空の城ラピュタ」のメッセージは、宮崎駿監督の新しい作品群と同じくらい強く、より純粋で幻想的です。

シータは本当に素晴らしいですし、パズーも素晴らしい。

なにより彼は一人で生きています!

アートは完璧で、サウンドトラックは、数ある映画のサウンドトラックの中で最も感情的で感傷的な反応を呼び起こします。

私は「天空の城ラピュタ」を、「風の谷のナウシカ」と「千と千尋の神隠し」と共に、宮崎駿監督作品のベスト3にランク付けします。[/say]

30年以上前の作品ですが、宮崎駿監督の作品の中で一番好きという声があったりと、大絶賛と言っていいくらいに高評価が多かったです!

 

幼い頃にテレビで観たのを大人になってもう一度観たという声が目立ちました。

それだけ子供の頃に受けた映画の印象が鮮烈だったのでしょうね!

 

それから、久石譲さんの音楽がとにかく絶賛されています。

海外版サウンドトラックのジャケットもなんだかエキゾチックで素敵ですね〜。

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「天空の城ラピュタ」のサウンドトラックは、「風の谷のナウシカ」のサウンドトラックを手掛けた久石譲さんが、アイルランドやスコットランドの民謡ベースに作曲しました。

 

当初は宇崎竜童さんが「天空の城ラピュタ」のサウンドトラックを手がける予定でしたが、プロデューサーの高畑勲氏の鶴の一声で久石譲さんの続投へと変更されました。

ラピュタのアンニュイな雰囲気にはクラシカルな音楽の方がより合っていますから、高畑勲氏の英断と言えますね!

 

英語版を作るにあたってディズニー社は、久石譲氏にサウンドトラックを作り直すよう依頼しています。

依頼内容は、なんと39分のサウンドトラックを90分に引き伸ばしてほしいというものでした。。。

 

「3分以上無音が続くと不安感が募ってしまう」というのがウォルト・ディズニー社側の主張だったとか。

 

ディズニー映画は音楽がずっと流れていますから、「天空の城ラピュタ」に長い無音シーンがある事に観客が耐えられないだろうという判断からでした。

普段は意識する事があまりありませんが、日本人は静寂がそんなに苦ではないですからね!

 

意外な文化の違いだなぁと思いました。ただし、この変更は海外ファンには叩かれています。。。

ちなみに「魔女の宅急便」の英語版でもかなり音楽が手直しされています。



天空の城ラピュタ:海外の低評価コメント

次に、海外の低評価コメントをまとめてみました。一体どんな点が批判されているのでしょうね??

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私がこの映画を初めて見たのは8歳の時でした。プロットはシンプルですが魅力的です。

ストーリーと登場人物に魅了されましたが、何よりも美しい音楽に心惹かれました。

残念ながら、リリース版はディズニーによって部分的に台無しにされているようです。

主人公の名前を変えたりセリフを追加したりと、無意味な改変を施しています。

飛行船のオープニングシーンはもともと無音でしたが、誰も話していないときはいつでも音楽を再生するというディズニーの陰鬱な要件のおかげで台無しにされました。

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子供の頃にテレビで観た時はとても良かったんです。

今回吹き替え版を観てガッカリしました。

声優達は、昔のバージョンを観ていないのだろうなと思いました。

視聴を楽しみにしていましたが、違和感にイライラして最後まで観られませんでした。

ばかげたアドリブ、きしむ声、ミュートされた音楽のせいで台無しです・・・。

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ほとんどの点で物足りないです。ストーリーは単純明快で、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」の美しさや幻想の深みがありません。

子供には問題ない作品かもしれませんが。期待が高かっただけにガッカリしてしまいました・・・。

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[say img=”https://animebolg.com/wp-content/uploads/2019/02/76051f4c9ef40d9f226cf714dd4f7a01.png” name=”海外アンチ”]

「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」を先に観たので、期待が大きすぎたかもしれません。

全体的に退屈です。

つまらない言い回しが多いのは翻訳のせいでしょうかね?

映画の最後の30分はとても良かったです。

上映時間はもっと短くて良いのでは?

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私が期待した内容ではなかったです。

映画は変わっていてクリエイティブでしたが、あまりにも長すぎて中盤まで退屈でした。

英語版だと声が全然キャラクターと合わずイライラしました。

キャラクターの個性は良かったです。

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最初は良かったですし、ストーリーも好きですが、少し退屈でした。

悪役がおさげを撃ち落とすのは一体何の意味があったんでしょうか??

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調べてみると、低評価はあまり見当たらず、批判コメントも10段階評価で中央値あたりからでした。

これはすごい事だと思います!!

 

批判内容としては、他の宮崎駿監督の映画と比較して物足りないという声が圧倒的でした。

「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」が人気の米国人からしたら、35年前のアニメーション制作技術では物足りないと感じてしまったようですね。

 

また、長すぎて退屈という声もちらほら・・・。

 

翻訳版を視聴済みのファンからは、吹替版の声が合わない、サウンドトラックに手を加えたため効果音が煩わしくなったという批判が目につきました。

ファンだからこそ、声の違和感が許せないというかんじですね。

 

ちなみに、吹き替え版の声優については米国で話題になりました。

あの大ヒット映画「スター・ウォーズ」シリーズの主役・ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル氏がムスカの声を担当しているんですって!

米国人なら知らない人はいない国民的ヒーローが「人がゴミのようだ!」とか言っちゃうんですね〜・・・笑

余談になりますが、「スター・ウォーズ」は日本文化にかなり影響を受けた作品として知られています。

ジョージ・ルーカス監督は黒澤明監督の大ファンなんですって!

 

たしかにライトセーバーは日本刀そのものですし、修行中の衣装はなんだか柔道着みたいですね。

ダースベーダーに至っては完全に鎧装備してますしね笑



まとめ

再放送の度にファンに熱狂的に絶賛される「天空のラピュタ」。海外でも同じように人気があって受け入れられていることが分かりました!

これからも、国内外で何度も放送され続け、ファンを増やし続けることでしょう!

 

スタジオジブリファンとして本当に嬉しい調査報告となりました。

梅雨が明ければ夏休みですね。

 

外出機会が減っている今、ご自宅で「天空のラピュタ」を家族みんなで観る休日はいかがでしょうか?

おうちにいながら天空旅行が楽しめますよ!

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