「火垂るの墓」は1988年(昭和63年)4月16日に映画が公開されました。
当時は「火垂るの墓」を観ようと、多くの人が映画館に足を運びました。
清太と節子のラストに多くの人が泣き、私もそのシーンで泣いた中の1人です。
今回は「火垂るの墓」のポスターに隠された真実をご紹介させて頂きたいと思います。
何でも「B29」が隠されているようで、その真実を知ると怖いとのことらしいですが・・・
「B29」とは、日本を震撼させた爆撃機のことです。
はたして、どのような恐怖(意味)が込められているのでしょうか?
火垂るの墓のポスターにまつわる都市伝説が怖い
火垂るの墓と言えば、主人公である清太が妹の節子と第二次世界大戦の厳しい時代を生きたお話です。
最後節子は帰らぬ人となり、主人公である清太も神戸駅の傍らで命を落としてしまいました。
そんな悲しい結末で終わってしまった2人が映るポスターがこちらです。
どうやらこのポスターには「火垂るの墓」にまつわる都市伝説があるようで、とても怖いとのことです。
見た感じだと2人は「蛍」に囲まれながら、楽しくはしゃいでいるのがお分かりになります。
蛍と言えば、昔はあちらこちらでその美しい姿をお目にかかれましたが、近年公共事業が進んだため、今現在ではその美しい姿をお目にかかれる機会も少なくなってきました。
私も小さい頃、近くの川で蛍を見ていたことがありました。
あのときの蛍はとても輝いており、今でもその光景を思い出すことができます。
しかし現在では、昔私が蛍を見ていた場所は大きなビルが建ってしまい、そのときの情景は跡形もなくなってしまいました。
今思えば、贅沢なことだったと思います。
昔は今よりずっと綺麗で環境においては、良い時代だったのです。
火垂るの墓のポスターにB29が!?
先程上述でお話させて頂きました「火垂るの墓」にまつわる都市伝説があるようで、とても怖いとのことです。
はたしてその正体とは一体何なのでしょうか?
実は「火垂るの墓」のポスターにB29が隠されており、暗くて分かりにくかったのですが、目をこらしてよく見てみると・・・2人の後ろになんと、日本を震撼させた爆撃機B29が現れたではありませんか!
これには私も大変驚きました。
このポスターに関しては昔から噂になっており「節子と清太の後ろに何かある」と言われていたのでした。
2人は蛍に囲まれて幸せな姿を見せてくれていたと思いきや、まさかの不意打ちに私の中で恐怖を覚えました。
都市伝説の噂になっていた正体は「B29」であり、2人はB29から落ちてくる爆弾の雨の中にいたのです!
東京大空襲はB29によって多大なる被害に遭い、日本を焼き尽くしたとして有名です。
このポスターは2人が蛍の光に戯れていたわけではなく、B29の雨を受けていた光景をモチーフにしたポスターでした。
だからタイトルが「火垂るの墓」なのです。
ジブリは色んな深い意味があり、都市伝説として有名です。
その中には、私たちに向けたメッセージも隠されているのかもしれません。
遺影に映る清太と節子のポスターが怖い
実は「火垂るの墓」にまつわる都市伝説のエピソードはこれだけはありません。
作中で清太は暗い洞窟で寝るのを嫌がった節子をつれ、自分が捕まえてきた何十匹もの蛍を蚊帳の中に一気に放つシーンがあります。
このとき2人をまるで囲むかのように、両脇の柱がの梁がちょうど斜めになっているのが分かります。
これ葬式のときの「遺影」のようになっているんです。
まるで清太と節子が遺影に映っているかのようなポスターを連想させるんですよね。
これに関しても私は大変驚いており、長年知りませんでした。
ですがジブリらしく、この「火垂るの墓」は必ず死を連想させる場面が結構多いのです。
さらに清太と節子はこのときとても楽し気にお喋りをしていましたが、実はこのとき2人は既に死んでいるとも言われているのです。
作中で清太がお父さんが乗った日本海軍の連合艦隊の観艦式を思い出しているシーンがありました。
実は連合艦隊の摩耶という船は、1年前に既に沈んでいるのです。
このように死に関して連想されることがあり、作中で表現されているのです。
2人は今もどこかで彷徨ていることでしょう。
火垂るの墓には実写版ポスターも存在していた
実は「火垂るの墓」実写化されており、2008年に制作されていたんです!
このときアニメの「火垂るの墓」をもとに、実写版でもポスターを作っていました。
まさかポスターまで存在していたとは・・・知りませんでした。
「火垂るの墓」の実写版も内容はアニメと同様、1945年の神戸の空襲により母親を亡くし、遠い親戚のおばさんの家に身を寄せることになりました。
ここからもアニメと同様で、おばさんといざこざがあったりします。
清太は耐え切れなくなり、節子をつれて出てってしまうんですが、唯一アニメと違うところが「おばさんにスポットライト」をあてているところです。
おばさんのイメージは人によって様々ですが、基本悪い人ではありません。
わざと清太にあたっていたのは、現実を見てほしかったからなんですね!
実写版の最後、おばさんは2人が「もうこの世の中の何処にもいない」ことを知り、後悔をして自分がおかしてしまった過ちを決して忘れないように、その後激動の時代を生きていきました。
実は映画でもここのシーンはあったのですが、何故かカットされアニメでは放送されなくなったのです。
余談ですが、ラスト清太が「節子の骨を食べるシーン」もカットされています。
この行為は昔の日本では当たり前のように行われていたため、決して怖い意味はないそうです。
私は小さい頃、おばさんのことが正直嫌いでしたが、大人になった今は「とても良い人だった」という印象に変わりました。
火垂るの墓のポスターに対する海外の反応は?
ジブリ作品は日本だけではなく、海外でも人気でとても有名です。
ここで「火垂るの墓」のポスターに対する海外の反応をまとめてみました。
結論から申し上げますと、海外の方は皆号泣し発狂する姿が多いことが分かりました。
ある人はポスターの意味を知った瞬間、目を伏せ「ごめんなさい・・・」と謝り、ある人は「火垂るの墓」のアニメを視聴したあとポスターの意味を知り、壁を叩くほどの発狂を見せていました。
公式ではないため、ここに動画は載せられませんが、気になる方は是非YouTubeで視聴してみて下さい。
私も節子が日々痩せていく姿を初めて観たときは、夜も寝られないほど切なく悲しくなりました。
まとめ
今回は「火垂るの墓」のポスターにまつわる都市伝説についてご紹介させて頂きました。
この作品は本当に観ていて心が痛くなり、簡単にうつ状態になってしまいます。
しかし「戦争の情景を教えてくれるいい作品」でもあるため、日本の終戦日近くになったら視聴するべきだと私は思いました。
清太と節子はとても儚く短い人生を送っていましたが、来世は幸せになってくれることを私は祈りたいと思います。
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