スラムダンクの桜木花道がまだ中学生だった頃、父親が玄関で倒れているシーンがありました。
父親がなぜ倒れたのか…その後の様子が描かれていない事から、真実は謎に包まれたままです。
今回は、桜木花道の父親は死んでしまったのか?その後の展開について調べてみました。
桜木花道の父親が倒れた後はどうなったのか?
桜木花道の父親の病状などは不明ですが、この時の桜木花道の様子から、一刻を争うような容体であった事が伺えます。
桜木花道は父親を病院に連れていこうとするものの、さきほどまで喧嘩していた不良高校生達に囲まれて、桜木花道は袋叩きにされてしまいます。
喧嘩に巻き込まれた桜木花道は無事に父親を助けることができたのか?
桜木花道の父親の生死について、ファンの間では様々な憶測が飛び交っている模様。
漫画、アニメの内容をもとに考察していきましょう。
桜木花道の父親は生きている説
桜木花道の父親が倒れたシーンは、安西監督が倒れた時の回想シーンとして描かれています。
安西監督を助けるため、桜木花道は懸命に動きます。
桜木花道が素早い対応ができたのは、過去に父親が倒れた経験があるからだったのですね。
そこで、浮上しているのが、“桜木花道、父親生きている説”。
安西監督を運ぶため、救急車を呼ぶなど冷静に対処できたのは、あの日、高校生に絡まれた後、父親を病院へ運び、助けた経験があるからなのでは?
今すぐ命を落としてしまうような病気ではなかったので、医者を呼ぶ時間が、多少遅くなってしまっても救助できたのかもしれません。
桜木花道の父親は死んでいる説
一方、“桜木花道の父親は死んでいる説”も、多く存在しています。
桜木花道の父親が死んでいると囁かれている要因として、父親が倒れた回想シーンのあと、遠くを見ながら目を拭くような仕草を見せる桜木花道が描かれていることが挙げられています。
“死んでしまったんだ”と多くの方が、桜木花道の父親の“その後”を想像したに違いありません。
更に、遅くまでシュート練習に付き合ってくれた、湘北高校バスケ部副キャプテン・木暮公延(こぐれきみのぶ)に対し、“親が心配しないか?”と尋ねますが、
桜木花道は“俺は大丈夫だけど”という様子が伺えました。
そこから、桜木花道の父親は、やはり亡くなってしまっているのでは?と言われているのです。
安西監督が一命を取り留めた際も、涙を流し、その場に駆け付けた湘北高校バスケ部キャプテン・ゴリ(赤木剛憲・あかぎたけのり)に“まぎらわしい”と怒られていましたよね。
安西監督が“助かって良かった”という安堵の涙と、父親を“助けられなかった”後悔が入り混じった涙だったのかもしれません。
その後の描写がない事からも、桜木花道の父親は死んでいる説が濃厚かもしれませんね。
桜木花道の家族構成は?母親や兄弟のいるの?
父親が死んでいるとしても、母親は?兄弟とかいるのかな?と、更なる疑問が浮かんできます。
桜木花道のプライベート情報は、スラムダンク最大の謎と言われるほど。
物語の中で桜木花道の家族が登場したのは、回想シーンの父親のみのようですね。
家族構成はおろか、桜木花道がどんな家に住んでいるのか、どんな暮らしをしているのかさえ、描かれていません。
“花道軍団”とばかりつるんでいる様子や、作中の描写から兄弟はおらず一人っ子だと思われます。
そこで気になるのは、母親の存在です。
こちらも完全筆者目線ではありますが、考察していきたいと思います。
①母親がバリバリのキャリアウーマン
仕事が忙しくて、ほとんど家にいないために、赤木剛憲(ゴリ)の家のように家族シーンが描かれていない事が考えられます。
しかし、有名な情報として、桜木花道は数十円しか持っていない日もあるほど、貧乏……。
母親がキャリアウーマンだったら、もう少し潤っててもいいのかな?と思うので、この説は立証ならずですね。
②別居している
両親が離婚していて、父子家庭で育ったのかもしれません。
父親が倒れた時、家に誰もいなかった様子から、母親が働きに出ていた事も考えられますが、桜木花道は中学生ながら、
“母親に連絡しなきゃ”ではなく、“医者を呼びに行かなきゃ”という判断をしています。
そもそも母親は一緒に暮らしておらず、父親と二人暮らしだった可能性が高いです。
③母親も死んでしまっている
父親よりも先に、母親を亡くしてしまっている事も考えられます。
しかし、父親は倒れた時に描写、回想シーンがない事から、母親が死んでしまっている可能性は非常に低いです。
早くに両親が離婚し、父親と二人暮らしをしていて、現在は、一人で暮らしている可能性が高いでしょう。
ここでまた、更なる疑問が……!
母親も父親も兄弟もいないとしたら、桜木花道は、どうやって暮らしているの?
桜木花道の生活について調べを進めても、確かなものとなる情報は存在しませんでした。
どこまで謎めいているんだ花道!…こちらも考察してみました。
①桜木軍団に養ってもらっていた
作中、よくコーラを飲んでいたり、パチンコに行くなど、常に桜木軍団と行動を共にしています。
パチンコで勝ったお金や、仲間の誰かがバイトしてしているなど、もしかしたら転々と泊まり歩いたり、居候していたのかもしれません。
②父親の生命保険で暮らしていた
一家の主ですから、父親は、恐らく生命保険に加入していたと思います。
桜木花道は、そのお金で生計を立てていたのでしょう。
こちらの説が現実的で、濃厚そうですね。
花道が家に帰る様子は、描かれていませんが施設などにいる様子もないので、自宅で一人暮らしをしていた可能性が高いかと思います。
桜木花道の家庭は貧乏なの?バッシュも買えない経済力
上記で少し触れましたが、“桜木花道は貧乏”という情報が多く囁かれています。
貧乏説のきっかけとなったのは、レアもののバッシュを30円で買ったというエピソードの存在。
バスケ部に入部した当初は、体育館シューズで練習に参加していた桜木花道。
しかも裸足という(汗)
この様子を見た陵南高校バスケ部・彦一は、驚きながら“きっと家庭が超貧乏でバッシュが買えないんだ”と妄想を膨らませていました。
練習に明け暮れていた桜木花道の体育館シューズは、とうとうぼろぼろに。
そこで、ゴリの妹で、桜木花道が想いを寄せる相手・赤木晴子(あかぎはるこ)とともに、『チエコスポーツ』にバッシュを購入しに行きます。
そこで出会ったのが、『エアジョーダン6』
色々なバッシュを試着した花道ですが、“これにする!”と即決をします。
そして、「中古だから負けてくれ30円に」と言って売ってもらうのでした。
というより、奪い取ったのですが……。
- 彦一の妄想
- 桜木花道の普段からのケチさ
- バッシュを30円で買った事
この3点が、“桜木花道の家庭は貧乏”と言われている要因です。
ちなみに、「チエコスポーツ」店主は、エアジョーダン1から6まで保持しており、桜木花道に譲ったエアジョーダン6は、“10万円積まれても売らない”と豪語していたのだとか。
その後、チエコスポーツでバッシュを新たに買い替えるシーンでも、“オレの気持ちだ”と渡した金額がたったの100円!!
貧乏というかケチ?いずれにせよ桜木花道、恐るべし。
余談ですが、バッシュといえば、スラムダンクの名シーンのひとつとして、新品のシューズをみんなで踏みあう場面があります。
踏む理由として、新しいバッシュは怪我をしやすいから、踏んでゲン担ぎをするというもの。
湘北高校バスケ部副キャプテンの木暮くんが言うんだからから間違いない!
スラムダンク大ファンの筆者は、この時、小学生だったのですが、それからというもの、新しいバッシュを仲間とともに、踏み合っていたものです。
稀に、踏むと桜木花道のように、超絶怒り狂う友人がいますので、お気を付けくださいね(笑)。
まとめ
桜木花道の父親は、死んでいる説が濃厚な模様ですが、真実は未だ不明なままです。
明るく前向きな桜木花道に、悲しい過去があったとは驚きでしたね。
家族構成など、プライベートに関する情報もない事から、スラムダンク最大の謎な男と言われています。
桜木花道が貧乏かどうかも詳細は不明ですが、彦一は、陵南きってのチェックマンですから、彼のリサーチ力を見ても、貧乏説は彼の単なる妄想ではなく、現実に近いかもしれません。
いずれにせよ桜木花道の成長度合い、人間性、バスケットボールに向き合う姿は、全国のバスケットマンに夢と勇気を与え続けています。