【となりのトトロ】海外の反応まとめ!お風呂シーンがNGの理由

日本アニメ界の大御所、スタジオジブリの宮崎駿監督。その名前は国内外に知れ渡り、世界中にたくさんのファンがあふれています。

 

「となりのトトロ」は、1988年に日本で上映された作品です。海外でも絶賛され続けている、スタジオジブリの名作ですね!

公開から何年経っても古さを感じさせない「となりのトトロ」。世界中の子供たちの夢をはぐくむ永遠のバイブルと言えるでしょう。

 

英語版「となりのトトロ」のタイトルは『My Neighbour Totoro』という表記になっています。

「となり」の意味が、横に並んでいるっていうよりご近所さん的な意味に捉えられているのが面白いですね。

タイトルだけでもこんな捉え方の違いが生まれるのですから、作品の感想も国内外ではだいぶ違っているのではないでしょうか?興味がわきますね!

 

また、「となりのトトロ」の序盤でサツキとメイがお父さんと一緒にお風呂に入るほのぼのシーンがありますが、これがなんと、海外ではしばしば論争になるほど問題のシーンだと言われているのです。

一体どういうことなんでしょうか???

 

今回は、そんな「となりのトトロ」の海外の反応をまとめてみました。

お風呂シーン問題についてもしっかり調べてみましたよ!

目次

となりのトトロ海外の高評価コメント

では、まず海外の「となりのトトロ」の高評価コメントを見ていきましょう!

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「となりのトトロ」はあらゆる年齢の人が楽しめる傑作です。すばらしいストーリーです!

この映画を輝かせている大きな理由の一つは、敵対的な登場人物がまったくいないことです。

宮崎駿監督のような天才だけが、悪者のいない世界を作り上げることが出来ました。

「となりのトトロ」はキッズ映画なのですが、子供専用の映画かといえばそうではないのです。多分、私たち全員の「内なる子供」のための作品です。

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私は「となりのトトロ」を最初に日本語で観ましたが、それでもすばらしいと思いました。

子供たちが魚に魅了されている小川の場面やトトロの飛行シーンなど、名場面がたくさんあります。

映画に浸透している魔法と無邪気さ、そして「暴力の欠如」!

これは、毎回最後に悪役がゴミ箱に捨てられるディズニーからの解毒剤です。

観終わった後に、そばにトトロがいるような気持ちになります。

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私が今まで観た中でもっともかわいい映画です!

私が一番好きな宮崎駿監督の作品は「もののけ姫」ですが、世界観は「となりのトトロ」が最高です。

詩的で、魅力的で、かわいくて、、、。

宮崎駿監督は「不思議の国のアリス」や「ピーターパン」よりも、子供たちを不思議の国に連れて行ってくれます。

宮崎駿監督は、小さな子供と大人の観客が、どちらも楽しめる作品を作ることに成功しました。本当に傑作![/say]

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「となりのトトロ」には悪役がなく、道徳めいた教訓も、ありふれたストーリー展開もありません。

これはすべての年代の人のためのすばらしい映画です。

サウンドトラックが母国語に吹き替えられていなくてほっとしました。

この映画は、すばらしい方向性、美しい背景、そして神秘的で心地よいオーラを随所に持っています。

牧歌的ですが、それでも予想外に展開するエキサイティングな物語です。[/say]

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「日本のウォルト・ディズニー」宮崎駿が、誰もが簡単に抱きしめられる癒しの映画を生み出しました。

「となりのトトロ」は、見事なアニメーション、愛らしいキャラクター、そしてシンプルなのに魅惑的でドラマチックでさえある心を揺さぶるストーリーが特徴的です。

時代を超越したクラシックです!

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トトロは話さないのに私たちはトトロの行動で何を考えているかを理解出来ます。

猫バスは想像力に溢れたキャラクターですし、他のアニメと違ってメイとサツキは小さな子供らしい振る舞いです。

私は幼い頃からトトロが大好きです。いつか自分に子供が出来たらトトロを観せます。[/say]

海外では、敵役が出てこないアニメというのは珍しいようで、その点がとても評価されていました。

また、背景やアニメーションの美しさ、シンプルなのに心に残るストーリーも高評価に繋がっています。

 

子供が出来たら見せたい、っていう感想はなんだかとっても嬉しくなりますね。

日本でも既に三世代ファンとかざらにおりますが、海外でも同じようですね!

となりのトトロ海外の低評価コメント

では、「となりのトトロ」の海外での低評価コメントを見ていきましょう!「となりのトトロ」のどんなところが外国人にウケが悪いのか気になるところです。

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単純すぎる!間違いなく子供の映画です。

話の展開は無意味で長すぎて意味も特にないっていうね。

この映画が人気な理由が僕には分かりません。

僕はこの映画のより深い意味を理解出来なかっただけかもしれないけれど、とにかく何も起こらない映画です。[/say]

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ひどく退屈で、何も起こらない映画だなと思いました。

でも、私の子供たちは「となりのトトロ」が大好きなので、食事の支度をするときに座らせておくには便利です。

最初と最後の歌(「さんぽ」と「となりのトトロ」)がとにかく酷く、私は大嫌いです。[/say]

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アニメーションは美しく、「となりのトトロ」の世界には魅力的な美しい雰囲気があります。

ただ、展開が遅くて最後まで大きなアクションも何もないので、なかなか楽しめませんでした。

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一番散見されたのが、「となりのトトロ」は大人が観るには退屈だという意見でした。

大きな事件が起こらないというのがその理由のようです。

 

メイが迷子になるという事件はありますが、その程度では大きな事件扱いはしてもらえないようですね。

「となりのトトロ」には悪役が出てきませんから、その点は仕方がないですね・・・。

 

ただ、子供目線で作品を観ていたら、懸命に母代わりをしている12歳の少女にとって、4歳の妹が行方不明になるということがどれだけ恐ろしくて辛い事件か察せるのではないかとも思ってしまいます。

 

他にもこんな意見もありました。

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映画を作るのはキャラクターです。「となりのトトロ」のキャラクターには「キウイ」のようなかわいさが足りません。

キウイは完璧ではないけれど10の価値があるキャラクターです!

「となりのトトロ」のキャラクターには魅力がありませんでした。

私は映画を最後まで観ませんでした。[/say]

この方は、とにかくゼスプリキウイ公式キャラの「キウイブラザーズ」推しでしたw

アメリカ人にとっての「かわいい」って一体・・・笑

 

声優の声が合わないという苦情や、セリフの改竄についても悪評が見受けられました。

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なぜディズニーは声優を変えるのでしょうか?

私は昔この映画を観てとても気に入ったので、先日スペシャルエディションDVDを買いました。

最初に気づいたのは、オープニングクレジットに別の歌手がいたことです。

それだけでもちょっとイラつきましたが、本編に至ってはすべてが奇妙でした・・・。

元の声はすばらしかったのに。吹き替えがどうしても必要だというのなら、なぜ少なくともセリフを維持出来なかったのでしょうか?

買わなきゃ良かったです。[/say]

米国版「となりのトトロ」はディズニーが吹き替え版を制作しています。

そのため、原作を知っているファンにとってはその違和感に許せない思いがあるようです。

 

吹き替えるにあたり、セリフも変えているのでそこもマイナスポイントになっていますね。

吹き替えやセリフ改竄に怒っているコメントを書いている方々は、むしろ「となりのトトロ」が好きだからこその苦言という印象です。



となりのトトロのお風呂シーンが海外ではNGな理由

家族でお風呂に入る習慣のない欧米では、となりのトトロのお風呂シーンがNGだというのでちょっと調べてみたのですが・・・

なんと外務省に注意勧告が出ていました!

 

以下は外務省海外安全ホームページからの抜粋です。

『とある先進国に在住の邦人一家。現地校に通っている娘さんが、作文に「お父さんとお風呂にはいるのが楽しみです。」と書いたところ、学校から警察に通報され、父親が性的虐待の疑いで逮捕されてしまった。』

 

『家族で撮った写真のフィルムを現像に出したところ、子供が入浴している写真があるということで、警察に通報され事情聴取を受けた。』

引用元:外務省海外安全ホームページ

文化の違いと言ってしまえばそれまでなのですが、これを知って本当に驚きました。

特に米国をはじめとしたキリスト教圏では、児童ポルノが子供への性的虐待を誘発するといって規制が厳しくされるようになっています。

 

この「となりのトトロ」のお風呂シーンが、ネット上でしばしば論争になるというからビックリです!

欧米では、このお風呂シーンがあるから自分の子供には「となりのトトロ」を見せない!なんていう親までいるようです。

 

子供に対する性的虐待とみなされたり、ペドフィリア(英: pedophilia)といって、幼児を性的対象にする事への危険性が心配されてのことですが・・・。

サツキとメイのお父さんも、海外では自分が児童虐待者だとみなされるなんて夢にも思わなかったでしょうね(笑)

 

日本人目線では、どこからどう見ても子供思いの優しいお父さんですからね!

私も幼い頃は、お父さんとお風呂に入ってタオルやおもちゃで遊んでもらうのが大好きでした。

国が違えばこんなに考え方も違ってくるなんてびっくりですね!



まとめ

海外でも、「となりのトトロ」のアニメーションの美しさや、心に残るストーリーについては国内と同じように評価が高かったですね!

ただ、何も起こらず退屈だという意見が少なからずあって驚きました。空を飛ぶのに?ネコバスに乗るのに??

 

そういった感想も、お風呂の件と同じように、日本人と欧米人の受け取り方の違いなのでしょうね。

否定的な意見もありましたが、大半が「となりのトトロ」大好き!という意見でしたので、私もほっとしました!

 

これからも、「となりのトトロ」は国内外で繰り返し放送され、ボーダーレスでトトロファンを増やし続けていくことでしょう!

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