【もののけ姫】サンの年齢や性格は?モデルが実在って本当?

宮崎駿監督が構想に16年、制作に3年かけたスタジオ・ジブリの超大作「もののけ姫」。

日本興行収入193億円を記録し、記録を塗り替えた大ヒット作としても有名ですよね。

その「もののけ姫」のヒロイン「サン」は、美しい容姿や凛とした佇まいで、とても人気のあるキャラクターです。

 

そんなサンに、実在したモデルがいたという噂は本当でしょうか?

サンの年齢や性格もまじえてご紹介していきたいと思います!

目次

サンの生い立ちが壮絶!なぜ人間ではなく山犬として育てられた?

山犬(犬神)のモロの君に育てられたサン。

なぜ、人間の娘なのに山犬を親として育ってきたのでしょうか?

 

それは、サンが人間から山の神達に捧げた生贄だったからだというのです!

その生贄を犬神が育てたと!

 

モロの君はサンのことを

「森を侵した人間が、我が牙を逃れるために投げてよこした赤子」

だと、言っています。やはり、サンは生贄ということですね。

 

また、山の麓で民を率いているエボシ御前が、難病の患者の生活を助け、仕事を与えるために作った「タタラ場」。

 

難病の患者の生きる場所を作るために木を切り、森を切り崩してその場所を作ったため、山の神達の怒りをかい、人間と山の神達が対立してしまう原因を作ってしまっているという背景が作中で描かれています。

 

そんな人間達の勝手な振る舞いへの山の神達の怒りを鎮めるために、生贄として差し出されてしまったのがサンのようです。

エボシ御前がサンのことを「山犬に心奪われた哀れな娘だ」と、話しています。

 

サンは、人間を嫌っているので山犬のつもりでいますが、やはり人間なので山犬になれるわけでもありません。

そんなどっちつかずなサンの状態を「哀れ」だと言ったのでしょうね。

 

本当の親(人間)に生贄として差し出されてしまったサン。

人間のことをあんなに嫌っているのも頷ける気がしますね。

 

山犬に生贄として差し出されているサンですが、モロの君はサンを食べたりせずに大切に育てています。

 

サンは人間を憎んでいますが、人間の言葉を教えられ話せるようになっているし、二足歩行で歩き、しっかりとモロの君に人間界でもやっていけるように育てられています。

このことから、モロの君は、人間界と自然界を結んでいってほしいという願いを生贄のサンに託したのではないでしょうか。

 

重い使命を持たされたサン。そんなサンの壮絶な生い立ちが「もののけ姫」の伝えようとしている思いを表す大きな役割を持っていますね!

 

また、あくまでも推測なのですが、エボシ御前がサンの母親なのでは・・・という噂もあったりします。

 

山の神達を怒らせた代表的な人間なので、エボシ御前が娘を生贄に差し出してなんとか山の神達の怒りを鎮めようとしたのでは・・・と・・・。

そうなってくると、さらにサンの生い立ちは複雑になっていくわけで・・・

 

私は、サンの母親がエボシ御前説は信じたくないです。

自分を生贄にした親があんな近くにいて、戦う羽目になっちゃうなんてかわいそうすぎます。

もう、十分重い生い立ちなので・・・

ちなみにサンは人間なので生理はあります

サンは山犬に育てられたため、生理がこないのでは?という噂があるみたいです。

ですが、サンはれっきとした人間なので生理もあるに決まっています。

 

モロの君(山犬)が親として育てているので、どのように人間の自然な摂理を伝え、どのように対処したのかはわかりませんが、なんとか試行錯誤して乗り越えてきたのでしょうね・・・

サンの年齢や身長は?

サンの年齢は15歳です。

身長は公式には記されていませんが、約155cm〜160cmくらいでは・・・と、言われています。

 

サンは15歳には見えないくらい大人っぽく、しっかりして見えます!

現代では、15歳といえば中学3年生。大人っぽくなってくる年齢ですが、まだ親の助けも必要な子供ですよね。

ですが、「もののけ姫」の時代は弥生時代頃の設定なので、15歳は当時はもう立派な成人として扱われていた年齢なんです。

 

今とは年齢に対する感覚が全然違うのでしょうね。

どうりで、アシタカ(アシタカは17歳の設定です)もサンもしっかりしているはず!

 

また、サンの身長ですが、155cm〜160cmくらいと今の女性の平均身長より少し小さめかな?という印象ですが、

弥生時代の男性の平均身長が150cmほどだったことから、計算すると、サンは175cm〜180cmくらいの大きさになるようです。

 

サンは当時としては、とても高身長な女性だったんですね!

サンはどんな性格?

サンの性格は、勇猛果敢であり、行動に極端で過激な一面もある性格だと言えます。

 

モロの君(山犬)を母として育ってきているので、森をけがす人間をひどく嫌い、山犬として行動しているので、

野性味溢れる行動も多く、死も恐れず森を人間から守っている姿は山犬らしく、しっかりと山犬の気性を受け継いでいます。

 

しかし、アシタカに「そなたは美しい」と言われ、どうしたらいいか戸惑う姿は、やはり人間の心をしっかりと持っているということと、

若い女性らしくかわいい一面をもっているということを見ている人に感じさせるシーンでありとても印象深いです。

 

生贄になんかならずに普通の人間として育っていたら、どんな性格になっていたんでしょうか?

きっと、勝気な性格は変わらないけど、かわいくて思いやりある子に育っていたんじゃないかな・・・。

 

そんなサンも見てみたかったですね!

サンの顔のタトゥーの意味は?誰が彫ったの?

サンは額と両側の頬に紅い三角のタトゥーが施されています。

メイクで紅い三角模様を描いているのではなく、一生消えないタトゥーを彫っているんです。

 

このタトゥーは、

  • 人間の枷を振り切るため
  • 決して流さぬ涙の代わり

だと、言われています。

 

また、この顔にタトゥーをする文化をもつ代表として、アイヌの女性達があげられます。

アイヌの女性達は、初潮を迎える頃に手・腕・額などを青いタトゥーで飾り、結婚すると唇の周りにタトゥーをする風習があったそうです。

 

「もののけ姫」の時代背景や、アシタカの住む村の様子などからアイヌの風習を取り入れた可能性が高いと思われます。

 

また、誰がサンにタトゥーを施したのかという点ですが、モロの君では、サンの小さい顔にタトゥーを施すのは難しいでしょうし、サンが自分自身にタトゥーを施したのだと思います。

 

「私は、人間ではない!山犬だ!」と、いう証明として一生消えないタトゥーを入れたかったのでしょう。

サンの気持ちを考えるとせつなくなりますね・・・

もののけ姫のサンにはモデルがいた?

サンのモデルは不明です。

一部では、アシタカのモデルとなったと言われている大国主命(オオクニヌシノミコト)の息子のアジシキタカヒコネの妻・アメノミカジヒメではないか。と、言われています。

 

これは、アジシキタカヒコネが物の怪の神様で、その妻がサンのモデルになったのでサンはもののけ姫と呼ばれているのでは・・・と、いう推測からきたもののようですが・・・

 

どうでしょうか?ちょっとピンと来ないですよね?笑

 

サンのモデルは実在せず、宮崎駿監督の想像上のキャラクターなんじゃないでしょうか。

ちなみにサンの名前は「三の姫」(三番目の姫)が由来だそうです。

まとめ

まだまだ謎の多いサン。謎が多い分、魅力的なサンです。

余談ですが、魅力的な1つの理由にサンの声を担当されている女優の石田ゆり子さんの声の魅力があげられると思います。

 

スタジオ・ジブリ作品は、俳優さんを声優に迎えている作品も多く、俳優さんの声優はだいたい評判のよくないものが多いです。

石田ゆり子さんも、下手だとか、棒読みだとか・・・あまり良くない評価も寄せられたりしていますが、あの声、あの演技がサンだと思いませんか?

 

本職の声優さんがサンの声を担当されたら、もっとすごかったのかもしれませんが・・・あの不器用な、でも透き通って芯があるような石田ゆり子さんの声がサンの声という気がします!

もし、「もののけ姫」の実写版を制作したら、石田ゆり子さんがサンくらいの年齢だったらあの美しい顔と凛とした感じ・・・サン役にぴったりなのにな!!

 

サンの生い立ちや背景のことを考えながら「もののけ姫」を見ると、よけいに「もののけ姫」の伝えようとしている思いが深く突き刺さってくるような気がします。

また、新たな気持ちで「もののけ姫」を見てみませんか?

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